棋聖戦 五番勝負 第3局、藤井聡太棋聖と佐々木大地七段の対局です。ここまで 1-1、この第3局の勝者がタイトル獲得に王手をかけます。
第2局は、先手の大地七段がリードして終盤に入りました。しかし、藤井棋聖が気迫の寄せで、大地七段の緩手を引き出して逆転、そのまま藤井棋聖が勝つかと思われました。
しかし▲55角打が見えなかった藤井棋聖は、再び逆転を許し、最終盤で大地七段が競り勝ちました。
【棋聖戦 第2局】終盤 二転 何が起きたか
6/20(火)の王座戦の大激戦から、中2日の6/23(金)の棋聖戦 第2局であった為、藤井棋聖はいつもの終盤力が出せなかったように思います。今回は6/28(火)から中4日あるので大丈夫でしょう。
第3局では先手となる藤井棋聖、確実に勝って 2-1と王手をかけたいところです。
一方の大地七段、先手番の第2局で勝って、挑戦者に相応しいことを証明しました。後手番の第3局では不利な状況ですが、何か見せ場を作ってくれたなら、ファンも増えるでしょう。
両棋士の対戦成績は 3-3 ですが、藤井棋聖の先手に限ると、藤井棋聖の 2-0 です。
速報ニュース (1手毎の形勢ライブはこの下)
藤井棋聖が勝って、2-1 とし、4連覇まであと1勝です。
棋聖戦 五番勝負 2023 | |||||
3 | 藤井聡太 棋聖 | 佐々木大地 七段 | 1 | ||
第1局 6/5(月) | 〇 | 角換わり腰掛銀 113手 | ● | ベトナム ダナン 三日月 | |
第2局 6/23(金) | ● | 相掛かり 111手 | 〇 | 兵庫県 洲本市 ホテル ニューアワジ | |
第3局 7/3(月) | 〇 | 角換わり腰掛銀 107手 | ● | 静岡県 沼津御用邸 東附属邸 第1学問所 | |
第4局 7/18(火) | 〇 | 相掛かり 84手 | ● | 新潟市 髙志の宿 髙島屋 | |
第5局 8/1(火) | 名古屋市 亀岳林 万松寺 | ||||
先手 | 後手 |
棋聖戦 五番勝負は、
・持ち時間 4時間
・開始:9時
・昼食休憩:12:00-13:00
・終局見込み:18時から20時辺り
形勢ライブ 自動更新 終了
後手△大地七段 先手▲藤井棋聖
公式 棋譜速報
藤井棋聖、おめでとうございます
大地七段、お疲れさまでした
△投了 3/0:02 18:37
107手 88% ▲銀打 0:27

106手 88% △飛上
105手 87% ▲同成香
104手 87% △同銀 ai41飛
寄せ合いで先手が速い
今日は藤井曲線に乗せてきた藤井棋聖

103手 81% ▲8成
102手 81% △玉左 0:05 ai94角打
101手 79% ▲8垂 0:27
100手 79% △飛7 ai61飛
99手 76% ▲香成
98手 76% △同飛
97手 76% ▲8成 0:28
96手 78% △玉左 0:07
95手 76% ▲飛引
94手 76% △飛叩
93手 74% ▲飛出
92手 74% △銀成 0:08
91手 72% ▲香打
攻め合いで先手が速い
読み筋でも差がハッキリしてきました

90手 72% △銀打
89手 70% ▲玉右 0:30
88手 70% △7垂
87手 68% ▲玉右 8/0:31
86手 68% △飛7 0:10
徐々に勝率を広げる藤井棋聖
しかし後手も十分勝負できます
85手 67% ▲飛叩
84手 67% △8突
83手 67% ▲玉引
82手 67% △8叩
81手 66% ▲同香 6/0:39
80手 66% △香出 ai44歩
勝率は先手有利ですが、
読み筋は、後手もかなり攻め合ってます

79手 63% ▲同飛
78手 63% △8成
77手 62% ▲同歩
76手 62% △9突 32/0:11 ai42玉
75手 58% ▲角引 5/0:45 ai76桂打
74手 60% △飛下段 42/0:43 ai89歩成
73手 54% ▲玉左 36/0:50 ai65歩
64手△桂打の仕返しで、
▲76桂打狙いなのでしょうか?
72手 60% △銀直 8/1:25 ai95歩
再び先手が左側押し込みやすく、
玉で押し上げる藤井棋聖

71手 54% ▲8打 4
70手 55% △飛引 2
69手 55% ▲玉上
68手 55% △飛出
67手 55% ▲飛2
66手 55% △飛叩 8/1:35
65手 55% ▲玉直 3
64手 55% △桂打
63手 55% ▲同銀 4
62手 55% △桂交換 4
61手 55% ▲同歩 20/1:37
▲同歩と取ったので、桂交換の後に△76桂打が
可能に、後手が8筋押し返すチャンス
60手 56% △7突 3
59手 56% ▲同角 40/1:57
58手 56% △3突 42/1:50 ai42玉
先手が左側攻略しやすくなった模様
57手 53% ▲角打 40/2:37
昼食休憩
角換わり腰掛銀から、右玉に構えた大地七段。
対する藤井棋聖は、左桂と飛車8筋回りで、8筋を押し返しました。
予定が狂ったであろう大地七段ですが、今後左玉にすれば、固くなります。
56手 54% △銀引 5/2:32
ここで昼食休憩に

55手 54% ▲桂跳
54手 54% △銀引
53手 54% ▲4突 15/3:17
52手 54% △中住
51手 54% ▲同銀
50手 54% △同歩
49手 54% ▲8突 3
48手 54% △玉左
47手 54% ▲飛8 7/3:35
46手 54% △銀出 56/2:40
56分考えて左銀を繰り出す、
自ら右玉に進んだ大地七段ですが、
こういう切り返しは想定外でしょうか。
45手 53% ▲左桂 13/3:42
AI最善手、飛車を回って8筋逆襲狙い。
見え難い手ですが、藤井棋聖は
この形も研究済みなのでしょうか?

44手 53% △銀引 11/3:36
一旦右玉で固める大地七段。
第1局は飛車位置で揺さぶりましたが、
今日は玉位置で揺さぶる作戦でしょうか
43手 50% ▲玉戻 1
三角運動で戻った藤井玉
42手 52% △玉右 2
ここで一旦落ち着くが、大地七段自身の
前例では、再び左玉に戻しています
41手 50% ▲玉左 4
今日初めて時間を使った藤井棋聖
40手 51% △玉右 1
右玉に構えた大地七段、
少数の前例在り、△72玉を目指す
39手 50% ▲玉下
藤井七冠も待機モード
38手 51% △中住
第1局では飛車を4筋に回りましたが、
今日は待機モードの大地七段
37手 50% ▲飛下段
36手 50% △腰掛銀 2
35手 50% ▲6筋
あと数手で、
待機モードか仕掛けるかの分岐点
34手 50% △金直 3
33手 50% ▲腰掛銀
32手 50% △飛下段
31手 50% ▲金直
30手 50% △9筋 2
角換わり 相腰掛銀 先後同型の
膠着モードに向かいつつ

29手 50% ▲9筋
28手 50% △右桂
27手 50% ▲1筋
26手 50% △1筋 1
25手 50% ▲銀直
24手 50% △7筋
23手 50% ▲玉左
22手 50% △玉左
21手 50% ▲右桂
20手 50% △銀直
19手 50% ▲3筋
18手 50% △6筋 1
腰掛銀模様
17手 50% ▲金上
16手 51% △銀上
15手 51% ▲4筋
腰掛銀模様
14手 51% △矢倉銀
13手 51% ▲銀上
12手 51% △銀上
11手 51% ▲同銀
10手 51% △角交換
角換わり
9手 51% ▲銀上
8手 51% △角道
7手 51% ▲角上
6手 51% △金上
同意した大地七段
5手 51% ▲角道
角換わりに誘った藤井棋聖
4手 51% △飛先 1
記者退席の1分
3手 51% ▲飛先
2手 51% △飛先
1手 51% ▲飛先
皆さん、おはようございます!