棋聖戦 五番勝負 第1局、 藤井聡太棋聖と佐々木大地七段の対局です。
開始時刻は、ベトナムの9時、日本の11時です。
藤井棋聖(20)は、17歳・七段の時に初めてのタイトル戦で棋聖位を奪取、翌年には棋聖位を防衛してタイトル獲得通算3期で九段に昇段しました。(その前の王位獲得で八段昇段)
初タイトル以来3連覇中、今回防衛なら4連覇となり、早ければ来年には通算5期獲得で永世棋聖の有資格者となります。
現在まで、タイトル戦15回すべてで獲得、今回も優位は揺るがないでしょう。
大地七段(28)は、今回が初めてのタイトル戦 番勝負 登場となります。王位戦では6年連続の挑戦者決定リーグ登場など、持ち時間 4時間の対局を得意としているかもしれません。棋聖戦は、決勝トーナメントも五番勝負も、同じ持ち時間 4時間ですので、力を発揮しやすいのでは。
順位戦では、毎年 8-2 か 7-3 という好成績を上げるも、あと一歩足りずに昇級を逃し続け、今月から7年目のC級2組が始まります。力はあっても、勝負強さが足りない感がありました。
ところが最近、メガネをかけてから状況が一変、このところ20勝1敗と絶好調。羽生九段・渡辺九段・永瀬王座と強豪を立て続けに撃破して、あれよあれよという間に、棋聖戦・王位戦のダブル挑戦者となりました。メガネが勝負強さを引き寄せたのでしょうか。
今年は「大地の夏」に決まりです。この夏がどれだけ「熱く」なるかは大地七段にかかっています。頑張れ大地!
とすると、ベトナムのビーチで第1局が始まるのは、粋な演出だったりして。
速報ニュース (1手毎の形勢ライブはこの下)
藤井棋聖が勝って、1-0 としました。
大地七段は、敗れたとは言え、藤井棋聖の無敵の先手角換わり相手に、しっかり粘りました。先手となる第2局に期待!
棋聖戦 五番勝負 2023 | |||||
3 | 藤井聡太 棋聖 | 佐々木大地 七段 | 1 | ||
第1局 6/5(月) | 〇 | 角換わり腰掛銀 113手 | ● | ベトナム ダナン 三日月 | |
第2局 6/23(金) | ● | 相掛かり 111手 | 〇 | 兵庫県 洲本市 ホテル ニューアワジ | |
第3局 7/3(月) | 〇 | 角換わり腰掛銀 107手 | ● | 静岡県 沼津御用邸 東附属邸 第1学問所 | |
第4局 7/18(火) | 〇 | 相掛かり 84手 | ● | 新潟市 髙志の宿 髙島屋 | |
第5局 8/1(火) | 名古屋市 亀岳林 万松寺 | ||||
先手 | 後手 |
棋聖戦 五番勝負は、
・持ち時間 4時間
・開始:9時 (11時)
・昼食休憩:12:00-13:00 (14時-15時)
・終局見込み:18時から20時辺り (20時-22時)
形勢ライブ 自動更新 終了
後手△大地七段 先手▲藤井棋聖
公式 棋譜速報
藤井棋聖、おめでとうございます
大地七段、お疲れさまでした
△投了 18:56 (20:56)
113手 96% ▲桂打

112手 96% △同歩
ここで手番を渡した大地七段
111手 96% ▲同龍
110手 96% △銀打
109手 95% ▲同龍
108手 95% △金突
107手 95% ▲同玉
106手 95% △角成
105手 95% ▲金直 0:11 ai25同飛
104手 98% △桂跳 ai77金
103手 90% ▲同金
102手 90% △3叩
101手 89% ▲飛成
100手 89% △金合
99手 89% ▲飛打
98手 90% △馬払
97手 90% ▲玉右 0:12
96手 90% △金打 0:01 ai77と
生き返って再び勝負をかける大地七段
しかし、1分将棋に

95手 80% ▲飛払 5/0:14
94手 80% △8成
93手 76% ▲角出
92手 76% △飛引
91手 75% ▲角打 5/0:19
90手 75% △8突 0:02 ai43金
果たして先手優勢なのか?
確かなのは大地七段が残り2分
89手 55% ▲銀打
88手 55% △同玉
87手 55% ▲同金 ai36歩打
AIが間違ってて藤井棋聖が正しい???
86手 61% △同銀 0:03 ai33玉
85手 60% ▲と寄 25/0:24 ai53角打
! 藤井棋聖にしか分からない、
難しい局面なのでしょうか???

84手 87% △角打 ai56歩打
最後?の勝負をかけて遠くを見る大地七段。
一方、20分以上考え中の藤井棋聖
見た目より難しい寄せ合いでしょうか
83手 84% ▲同歩 37/0:49
82手 84% △5成 19/0:05 ai37歩打
無理せざるをえなくなった大地七段
しっかり時間を使って勝ち筋を読む藤井棋聖
30分以上考え中
81手 73% ▲5辛抱 9/1:26 45歩打
安全策の藤井棋聖
決めるというより相手に諦めさせる手
残り10分を切った大地七段
80手 75% △飛3 45/0:24 ai57角打
寄せ合いで先手が速い
粘っていた大地七段ですが迷ったでしょうか
藤井棋聖は藤井曲線に乗せるでしょうか

79手 60% ▲玉左 2
一時期、藤井棋聖がかなり良さそうに見え
ましたが、大地七段が勝負で粘っています
ただここで、長考に沈む大地七段
78手 60% △玉叩 6/1:09 ai13銀
77手 56% ▲同玉
76手 56% △同角成
75手 56% ▲同金
74手 56% △5成 1
過去に遡ってAI評価見直してますので
過去の勝率も変わります
73手 56% ▲金引 1 ai56銀
72手 57% △玉左 3
スンナリとは藤井曲線に乗せない
粘る大地七段
71手 57% ▲と寄 11/1:38 ai56銀
70手 57% △角打 27/1:19
次々勝負に出る大地七段

69手 57% ▲金上 14/1:49 ai79玉
藤井棋聖は局面容易化を狙ったでしょうか
大地七段の66手でかなり複雑化
されたようなので
68手 64% △5突 27/1:46 ai42玉
早逃げせず、攻め合い勝負に出る大地七段
67手 62% ▲金寄 68/2:03
68分考えて最善手
藤井棋聖は勝ち筋を読めたでしょうか
後手も十分反撃手段があって、依然難解
66手 62% △桂打 47/2:13 ai33桂
攻め合いで先手が速い
難解局面なので、AI考え直しで変わります
ただ事件が起きやすく容易ではありません
60分以上考え中の藤井棋聖

昼食休憩まで
先手の藤井棋聖は得意の角換わり腰掛銀に進め、後手の大地七段もこれに追従しました。
大地七段は、38手で飛車を4筋へ、60手で3筋突きと研究?した形に誘導しますが、藤井棋聖の適切な対応で、計画通りには進んでいない模様。
後手の大地七段は、勝つのは容易ではありませんが、先手となる第2局の勝利の為に、初めてのタイトル戦で何を経験するかが大切なのでしょう。
65手 57% ▲金上 2
ここで昼食休憩
64手 57% △銀引 1
63手 57% ▲桂跳 18/3:13
62手 57% △飛出 18/3:01 ai45銀
AI読み筋は、激しい攻め合いへ
勝率が揺れてAIの意見が分かれやすい展開
61手 55% ▲同歩 13/3:31
13分考えて普通に同歩の藤井棋聖、
再び10分以上考え中の大地七段、
とすると、事前の計画ではなさそう
60手 55% △3突 30/3:19 ai33桂
30分考えて3筋突いた大地七段、
これは藤井棋聖も想定外なのでは

59手 53% ▲同歩 1
ここで20分以上考え中の大地七段、AIは
△33桂 △42飛 △同飛 △33銀など手が広い
58手 53% △飛4 6/3:49
57手 53% ▲金打 2
現地は10時、ここで本局初めて
5分以上手を止めた大地七段
56手 53% △飛7 1
お互いAI最善手の応酬
55手 53% ▲桂打 4
54手 53% △4突
ここまで実時間45分で54手、
お互い研究範囲なのでしょう
53手 53% ▲銀引
52手 53% △5叩
51手 53% ▲同歩成
トータル、角と金桂の交換
50手 53% △同金
49手 53% ▲角桂交換 2
48手 53% △金寄
47手 51% ▲角打
46手 51% △4筋
45手 51% ▲7叩
44手 51% △同玉
43手 51% ▲桂成
42手 52% △同歩 1
41手 52% ▲7突 3
40手 53% △銀引
受け潰す意思表示の大地七段
39手 53% ▲桂跳 3
早速、仕掛けた藤井棋聖
38手 53% △飛4 1 ai44歩
この形で時々ある飛車で4筋防衛
37手 50% ▲飛下段
藤井棋聖、無敵の先手角換わり
同意した大地七段は、
どんな対策を準備したのでしょうか

36手 50% △腰掛銀
35手 50% ▲6筋
34手 50% △金直
33手 50% ▲腰掛銀
32手 50% △飛下段
31手 50% ▲金直
30手 51% △右桂
29手 51% ▲銀上 1
28手 51% △7筋
27手 51% ▲右桂
26手 51% △玉左
25手 51% ▲玉引
24手 50% △4筋
23手 50% ▲9筋
22手 51% △銀直
21手 51% ▲玉左
20手 51% △6筋 1
19手 51% ▲金上
18手 51% △銀上
17手 51% ▲3筋
16手 51% △矢倉銀
15手 51% ▲銀直
14手 51% △1筋 1
13手 51% ▲1筋
12手 51% △銀上
11手 51% ▲同銀
10手 51% △角交換
角換わり
9手 51% ▲銀上
8手 51% △角道
角換わりに同意した大地七段
7手 51% ▲角上
6手 51% △金上
5手 51% ▲角道
角換わりに誘った藤井棋聖
4手 51% △飛先
3手 51% ▲飛先
2手 51% △飛先
1手 51% ▲飛先
皆さん、おはようございます!
藤井棋聖の先手、得意の角換わりでしょうか、
それとも両者の前回同様、相掛かりでしょうか