2023年度の活躍を対象とした、第51回将棋大賞選考会が4/1に開催され、結果が発表されました。選考委員は、東京将棋記者会各社の将棋担当記者です。
▶最優秀棋士賞:藤井聡太
前人未踏の八冠達成、文句なしでしょう。
▶優秀棋士賞:伊藤匠
永瀬九段と最後まで競ったようです。挑戦者3回は大きい。
▶敢闘賞:丸山忠久
藤井八冠を破って銀河戦優勝!衰えぬ53歳!
▶新人賞:藤本渚
藤井八冠の新人勝率 0.8356 を上回る 0.8500、これも文句なし!
▶最多対局賞:伊藤匠 69対局
当サイト記事 より1局多い。ということは未公表のテレビ棋戦を1局指している!
▶最多勝利賞:伊藤匠・藤本渚 51勝
伊藤七段が、当サイト記事 より1勝多い。ということは未公表のテレビ棋戦で勝っている!
▶勝率1位賞:藤井聡太 0.852
当サイト記事 通り。
▶連勝賞:佐々木大地 15連勝
なぜ順位戦でもっと勝てない?と皆が思うのですが、クジ運が悪いのでしょうか。
▶升田幸三賞:伊藤匠 角換わり後手番持将棋定跡
棋王戦 第1局、持将棋をめぐってもの凄い緊迫感の駆け引きがありました。引き分け狙いとはいえ、持将棋になるのか・ならないのか、名勝負だったと思います。
▶升田幸三賞特別賞:村田顕弘 村田システムなど
凄い!村田システムが升田幸三賞特別賞!
▶名局賞:第71期王座戦挑戦者決定戦 藤井聡太―豊島将之
両者 1分将棋になってから50手の死闘、優劣入れ替わり、もの凄い大激戦でした。
角換わりに誘った▲藤井七冠ですが、△豊島九段が拒否して豊島流村田システムに!
▶名局賞 特別賞:第71期王座戦五番勝負第4局 永瀬拓矢―藤井聡太
ほぼ勝っていた永瀬王座でしたが、これが藤井七冠の恐ろしさでしょうか。