10/17(火)18(水) 竜王戦 第2局 藤井聡太 伊藤匠 9時~速報ライブ

竜王戦 第2局 藤井聡太 伊藤匠

 竜王戦 七番勝負 第2局、藤井聡太竜王と伊藤匠七段の対局です。

 第1局は、先手の伊藤七段が、相掛かり・角交換から筋違い角の作戦をぶつけました。対する藤井竜王は44手目に△88角打と応戦。

 伊藤七段は局後、この△88角打の形はうろ覚えで、その対応を間違えたと語っています。ここから藤井竜王が徐々に主導権を掴み、リードを積み重ねて、そのまま勝ちました。

 伊藤七段にとって初めてのタイトル戦は、見せ場を作ることが出来ずに終わってしまいました。この第2局では、成果をあげられるでしょうか。

 10月10日で藤井竜王と同じ21歳になった伊藤七段、相掛かりや角換わりを中心に正統派の将棋を指す棋風は、藤井竜王とよく似ています。一方で、正直に「その局面はうろ覚え」と言うところは、藤井竜王とはハッキリ違います。

 藤井竜王は局後インタビューで「その局面を知っていたか?」と問われても、他の話を答えてごまかします。これは、相手棋士の藤井研究で、何度も知らない局面をぶつけられて苦しめられた経験からきているかもしれません。まだ、そういう経験がない伊藤七段との違いがでたかもしれません。

 本局で先手となる藤井竜王は、角換わりに誘い、伊藤七段もそれに追従するように思います。伊藤七段はそこで、どんな作戦を持ち出すでしょうか。

 両棋士の対戦成績は、藤井竜王の 3-0 です。

藤井竜王3-0伊藤七段
後〇23.10.6 竜王戦
相掛かり
先●
先〇22.11.29 棋王戦
角換わり腰掛け銀
後●
後〇22.9.11 NHK杯
相掛かり
先●

速報ニュース

藤井竜王が勝って 2-0 としました。

竜王戦 七番勝負 2023
藤井聡太
竜王
伊藤匠
七段
第1局
10/6(金)
10/7(土)
相掛かり
封じ手 51手
82手 17:02
渋谷区
セルリアン
タワー
能楽堂
第2局
10/17(火)
10/18(水)
角換わり
封じ手 60手
107手 18:37
京都市
仁和寺
第3局
10/25(水)
10/26(木)
相掛かり
封じ手 44手
96手 18:21
北九州市
旧安川邸
第4局
11/10(金)
11/11(土)
角換わり
封じ手 82手
129手 17:32
小樽市
銀鱗荘
第5局
11/27(月)
11/28(火)

香川県
ことひら温泉
琴参閣
第6局
12/6(水)
12/7(木)

秋田県
大仙市
旧本郷家住宅
第7局
12/13(水)
12/14(木)

甲府市
常磐
ホテル
先手 後手

竜王戦 七番勝負は、
・持ち時間 8時間 2日制
・開始:9:00
・昼食休憩:12:30-13:30
・1日目 18時過ぎたら封じ手
・終局見込み:2日目 夕方-20時頃

2日目 速報ライブ 自動更新 終了
後手△伊藤七段 先手▲藤井竜王

藤井竜王、おめでとうございます
伊藤七段、お疲れさまでした

△投了 18時37分
107手 ▲勝20手 ▲31銀 ai31角

後手△伊藤七段      先手▲藤井竜王

106手 ▲勝19手 △同歩成 ai48角成
105手 90% ▲同金 10/0:26 ai44桂
104手 95% △46銀 0:01 ai58銀
 やはり残り2分は厳しい
 1分将棋に突入した伊藤七段
103手 63% ▲67玉 0:36 ai75歩
 !これは、、、粘りが実った?
102手 89% △84角
 AI読み筋では、入玉阻止成功
 92手から残り2分で粘る伊藤七段
101手 88% ▲同玉 14/0:41
 ここは冷静な藤井竜王
100手 88% △66角 ai46歩
 ▲同玉以外は大逆転、渾身のトラップ

後手△伊藤七段      先手▲藤井竜王

99手 79% ▲75玉 ai85同玉
98手 84% △同歩
97手 84% ▲同角 0:55
96手 84% △85金
 先手勝勢ですが、
 何とか入玉を阻止したい伊藤七段
95手 84% ▲27桂 36/0:59
94手 84% △35銀 ai85金
 先手勝勢、▲44桂を防ぐ
93手 72% ▲86玉 3/1:35
92手 72% △79飛 85/0:02
 残り2分まで考えた伊藤七段
91手 72% ▲77玉
 入玉を見据える藤井竜王
 再びリードを確実にしてきました
 71手からのストーリーでしょうか。
 80分以上考え中の伊藤七段、
 これはかなり困っているでしょうか

後手△伊藤七段      先手▲藤井竜王

90手 72% △22玉
89手 72% ▲51飛成
88手 72% △31玉
87手 72% ▲74角
86手 72% △51桂 15/1:27
85手 72% ▲61飛 3
84手 72% △同玉
83手 72% ▲同馬
82手 72% △同飛 3/1:42
81手 72% ▲41金 38/1:41 ai43歩
 残り時間がほぼ同じに
80手 74% △84歩 ai46歩
 劣勢ながら食い下がる伊藤七段。
 一時、容易になりかけたと思われましたが、
 再び先手優勢ながら、分かりにくい局面
 30分以上考え中の藤井竜王

後手△伊藤七段      先手▲藤井竜王

79手 72% ▲同玉 1
78手 72% △68馬 3 ai35馬
77手 65% ▲47金
76手 65% △57角成
75手 65% ▲68飛 29/2:20 ai18飛
74手 68% △49銀 3
73手 68% ▲58飛 14/2:49
 意外と時間を使った藤井竜王
72手 68% △39角 3
 上がった分、裏から攻撃
71手 68% ▲同金 13/3:03 ai67金
 藤井竜王は上がった方が安全と読んだでしょうか
70手 75% △76歩 28/1:54

  ーー 2日目 午後 開始 ーー

 2日目 午前 7筋の攻め合いへと進み、藤井竜王の優勢が分かり易くなってきました。

伊藤七段は見せ場を作れるでしょうか。

  ーー 2日目 午前 終了 ーー

69手 75% ▲同金
 ここで昼食休憩

後手△伊藤七段      先手▲藤井竜王

68手 75% △77歩成
67手 75% ▲73歩成 27/3:16
66手 75% △76歩 12/2:22 ai72金
 攻め合いに出た伊藤七段
 先手優勢が分かり易くなってきました

後手△伊藤七段      先手▲藤井竜王

65手 64% ▲74歩 18/3:43
64手 64% △42飛 7/2:34
 右側攻撃を予防して粘る戦略の伊藤七段
63手 63% ▲85角成 19/4:01
62手 63% △33歩 94/2:41
 94分考えて34の銀を守った伊藤七段
 △76歩を指さなかったのは、
 攻め合いに不安があったからでしょうか
61手 62% ▲同金
 90分以上考え中の伊藤七段
 60手61手ともに大方の予想通りなので、
 昨晩じっくり読んだはずですが、
 これだけ考えるのは迷いがあるのでしょうか
60手 62% △37歩成 26/4:15
 封じ手は大方の予想通り

  ーー 2日目 午前 開始 ーー

 1日目 午後 3筋7筋の戦いから、藤井竜王は57手で飛銀取りの角打ち、一気に緊迫感が高まります。

ここで伊藤七段が△44飛と逃げたことで、先手有利ながら難解局面に。先手は85角成から馬を守備に使う手順が考えられます。

形から、後手は自玉に近い右側から攻める方向性になり、そこが指しにくい点でしょうか。

残り時間 伊藤七段 4:15 藤井竜王 4:20

1日目 速報ライブ 自動更新 終了
後手△伊藤七段 先手▲藤井竜王

▶伊藤七段が60手目を封じました

59手 62% ▲47金 65/4:20
 藤井竜王が有利を確保しそうな状況、
 ここで封じ手に

後手△伊藤七段      先手▲藤井竜王

58手 62% △44飛 33/4:41 ai37歩成
 先手有利、先手は馬を作って玉頭守備
 後手が攻めにくくなる模様
 ただ先手も▲47金以外は互角に戻りそうで
 難解かもしれません
 60分以上考え中の藤井竜王、近づく封じ手

57手 53% ▲52角 98/5:25
 98分考えて飛銀取りの角を打つ藤井竜王
56手 53% △同金 31/5:14 ai37歩成
 31分考えてやや穏健な△同金を選んだ
 伊藤七段、△37歩成と読んでいたのか、
 90分以上考え中の藤井竜王
55手 52% ▲73歩成
 AI読み筋は、先手は金を、後手は桂飛を
 取り合って攻める激しい手順
 時間を使ってじっくり読む伊藤七段
54手 52% △36歩
53手 52% ▲同歩 6/7:04
52手 52% △ 65桂 18/5:45

  ーー 午後 開始 ーー

 1日目 午前 角換わりに進むと、待機模様の伊藤七段に対し、藤井竜王は4筋・1筋・7筋と立て続けに仕掛けます。激しい戦いが始まりそうな局面です。

  ーー 午前 終了 ーー

51手 51% ▲74歩
 AIはすぐにも終盤に突入しそうな激しい
 読み筋を示しています。果たして、、、
 ここで昼食休憩

後手△伊藤七段      先手▲藤井竜王

50手 51% △同銀 1
49手 51% ▲34歩 1
48手 51% △同歩28/6:04
47手 51% ▲75歩 17/7:11
 次々と仕掛ける藤井竜王
46手 51% △41飛 8/6:32
45手 50% ▲35歩
44手 50% △同歩 2
43手 50% ▲15歩 1
42手 51% △同歩 3
41手 51% ▲45歩 9/7:29
 ここで仕掛けた藤井竜王、
 お互い、4筋飛車回り可能

後手△伊藤七段      先手▲藤井竜王

40手 51% △44歩 2
 持久戦でしょうか
39手 50% ▲79玉 6/7:38
 同じく玉寄り、譲り合い模様に
38手 50% △31玉 28/6:47
 後手から△65歩の仕掛けもありましたが
 玉を寄る伊藤七段
37手 50% ▲95歩 7/7:44
 9筋突き越した藤井竜王
 これが終盤の勝負に利くでしょうか
36手 50% △54銀 14/7:15
 腰掛銀、とても慎重な伊藤七段
35手 50% ▲96歩
34手 50% △62金 1
 待機模様
33手 50% ▲56銀 1
 腰掛銀
32手 51% △81飛 3
 △44歩を留保、攻めの催促感
31手 50% ▲58金
 ▲48金 △62金が最近の流行でしたが、
 お互い ▲58金 △52金 の形に

後手△伊藤七段      先手▲藤井竜王

30手 50% △42玉 4
29手 50% ▲68玉 2
28手 51% △63銀 1
 マネッコ路線
27手 51% ▲78金 1
 急戦調から、落ち着いてきた模様
26手 51% △64歩
25手 51% ▲47銀
24手 51% △52金 1
23手 51% ▲66歩
22手 51% △73桂 4
 マネッコ路線
21手 51% ▲46歩 2
 腰掛銀模様
20手 51% △74歩 9/7:43
 9分考えて、桂跳 or 早繰銀 準備

後手△伊藤七段      先手▲藤井竜王

19手 51% ▲37桂 1
 ▲78金でなく▲37桂なので急戦匂わせ
 時間をかける伊藤七段
18手 51% △62銀
17手 51% ▲36歩
16手 51% △33銀 2
15手 51% ▲38銀
14手 51% △14歩 3
13手 51% ▲16歩 1
12手 51% △22銀
11手 51% ▲同銀
10手 51% △77角成 1
 角換わり
9手 51% ▲88銀
8手 51% △34歩 1
7手 51% ▲77角
6手 51% △32金
 同意した伊藤七段
5手 51% ▲76歩 1
 角換わりに誘った藤井竜王
4手 51% △85歩 1
3手 51% ▲25歩
2手 51% △84歩
1手 51% ▲26歩

  ーー 対局 開始 ーー