王将戦 七番勝負 第4局、藤井聡太王将と菅井竜也八段の対局です。両棋士の対戦成績は、藤井王将の 12-4 です。
第3局は、先手の菅井八段が、初めて向かい飛車を採用しました。封じ手が45手目という、とても慎重な1日目でした。しかし、またしても、菅井八段の1日目午後の41手目で、藤井王将がリードを奪うと、そのまま勝ちました。
菅井八段にとっては、後がなくなりました。後手となる第4局で、どんな作戦を出すでしょうか。
藤井王将にとっては、勝率が3~4割しかない中2日の対局となりました。しかし、現在 絶好調の藤井王将、このままストレートで防衛を決めそうな勢いです。この1局に勝てば、
・王将戦は3連覇
・タイトル獲得数は、20で、歴代単独6位
・タイトル連続獲得数も、20で、歴代単独1位
となります。
達成時期 | 達成年齢 | ||||||
21 | 2024/3 | 棋王 | 伊藤 | ? | 2連覇? | ||
20 | 2024/2 | 王将 | 菅井 | ? | 3連覇? | ||
19 | 2023/11 | 竜王 | 伊藤 | 4-0 | 3連覇 | 八冠 | |
18 | 2023/10 | 王座 | 永瀬 | 3-1 | 奪取 | 八冠 | 21歳2か月 |
17 | 2023/8 | 王位 | 大地 | 4-1 | 4連覇 | 七冠 | |
16 | 2023/7 | 棋聖 | 大地 | 3-1 | 4連覇 | 七冠 | |
15 | 2023/6 | 名人 | 渡辺 | 4-1 | 奪取 | 七冠 | 20歳10か月 |
14 | 2023/5 | 叡王 | 菅井 | 3-1 | 3連覇 | 六冠 | |
13 | 2023/3 | 棋王 | 渡辺 | 3-1 | 奪取 | 六冠 | 20歳8か月 |
12 | 2023/3 | 王将 | 羽生 | 4-2 | 2連覇 | 五冠 | |
11 | 2022/12 | 竜王 | 広瀬 | 4-2 | 2連覇 | 五冠 | |
10 | 2022/9 | 王位 | 豊島 | 4-1 | 3連覇 | 五冠 | |
9 | 2022/7 | 棋聖 | 永瀬 | 3-1 | 3連覇 | 五冠 | |
8 | 2022/5 | 叡王 | 出口 | 3-0 | 2連覇 | 五冠 | |
7 | 2022/2 | 王将 | 渡辺 | 4-0 | 奪取 | 五冠 | 19歳6か月 |
6 | 2021/11 | 竜王 | 豊島 | 4-0 | 奪取 | 四冠 | 19歳3か月 |
5 | 2021/9 | 叡王 | 豊島 | 3-2 | 奪取 | 三冠 | 19歳1か月 |
4 | 2021/8 | 王位 | 豊島 | 4-1 | 2連覇 | 二冠 | |
3 | 2021/7 | 棋聖 | 渡辺 | 3-0 | 2連覇 | 二冠 | |
2 | 2020/8 | 王位 | 木村 | 4-0 | 奪取 | 二冠 | 18歳1か月 |
1 | 2020/7 | 棋聖 | 渡辺 | 3-1 | 奪取 | 一冠 | 17歳11か月 |
速報ニュース
藤井王将が勝って 4-0 とし、王将戦 3連覇を決めました。
王将戦 七番勝負 2024 | |||||
4 | 藤井聡太 王将 |
菅井竜也 八段 |
0 | ||
第1局 1/7(日) 1/8(月) |
〇 | 三間飛車 封じ手 53手 120手 18:30 |
● | 栃木県 大田原市 ホテル花月 |
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第2局 1/20(土) 1/21(日) |
〇 | 三間飛車 封じ手 51手 113手 15:26 |
● | 佐賀県 上峰町 大幸園 |
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第3局 1/27(土) 1/28(日) |
〇 | 向かい飛車 封じ手 45手 94手 16:41 |
● | 島根県 大田市 さんべ荘 |
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第4局 2/7(水) 2/8(木) |
〇 | 角交換型振り飛車 封じ手 40手 121手 17:52 |
● | 立川市 オーベルジュ ときと |
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第5局 2/17(土) 2/18(日) |
大阪府 高槻市 山水館 |
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第6局 3/9(土) 3/10(日) |
掛川市 掛川城 二の丸茶室 |
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第7局 3/30(土) 3/31(日) |
再度 振り駒 |
練馬区 白瀧 呉服店 |
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先手 | 後手 |
王将戦 七番勝負は、
・持ち時間 8時間 2日制
・開始:9:00
・昼食休憩:12:30-13:30
・1日目 18時過ぎたら封じ手
・終局見込み:2日目 夕方-20時頃
公式 棋譜速報
2日目 速報ライブ 自動更新 終了
後手△菅井八段 先手▲藤井王将
藤井王将、おめでとうございます
菅井八段、お疲れさまでした
△投了 17時52分
121手 94% ▲22龍 0:47
120手 94% △同銀
119手 93% ▲53馬
118手 93% △61銀右 0:28
117手 92% ▲35馬
116手 92% △45桂 0:29
115手 91% ▲61香成 0:48
114手 91% △37歩成 0:30
寄せ合いで先手が速い、
のですが、何とか王手をかけたい後手
113手 90% ▲64香
112手 90% △36歩 0:31 ai32歩
111手 87% ▲24龍
110手 87% △53馬 0:35
109手 87% ▲75金 0:52
108手 87% △33桂 0:36
107手 85% ▲57馬 0:55
106手 85% △65歩
105手 83% ▲同馬
104手 83% △66歩 0:37
先手勝勢
103手 82% ▲38歩 5/0:58
102手 82% △64馬
101手 82% ▲11馬 3
100手 82% △65歩 0:38 ai48飛
先手優勢、攻め合いで先手が速い
99手 73% ▲44馬 14/1:06
98手 74% △24歩 0:41
97手 72% ▲同馬
96手 72% △同金
95手 71% ▲35銀
94手 71% △同金 18/0:43
93手 71% ▲34歩 1
92手 71% △42馬 2
91手 71% ▲同銀
手を抜くのは、棋士がやってはいけないこと
すると、守備を固めて安全に攻めるのが、
長引かせる最善手になるのでしょうか
56手を見て、57手からこのモードに
切り替えたのでしょうか
90手 71% △同歩
89手 71% ▲24歩 4
88手 72% △同馬 1
87手 72% ▲同歩成 13/1:25
86手 72% △33歩 6/1:04
85手 72% ▲29龍 ai26馬
負けない将棋モードに入ったのでしょうか
それとも早く終わらせては申し訳ないモード
でしょうか
84手 75% △44歩 1
83手 75% ▲49龍 4
82手 75% △64歩 6/1:11
81手 74% ▲34歩 1
80手 74% △22馬 1
79手 74% ▲35銀 1
78手 74% △43金 16/1:18 84歩
先手優勢、右側駆け引きで
徐々にリードを広げる藤井王将
77手 71% ▲36馬 7/1:44
76手 72% △44馬 6/1:34 ai44歩
75手 69% ▲39飛 2
74手 71% △34馬 8/1:40 ai43金
73手 69% ▲56歩 3
72手 69% △32金 7/1:48 ai48金
71手 67% ▲47馬 1 ai27馬
今更、先手に穴熊に組めと言っているAI
序盤に戻るようです
70手 69% △23歩 5/1:55
ここにきて、駒の損得無し、なんですね
69手 69% ▲29龍
攻め勝つより、鉄壁の守備を優先した?
68手 69% △33馬 1
67手 69% ▲24飛成
66手 69% △44馬 14/2:01
65手 69% ▲23飛 3
64手 69% △同歩 1
63手 69% ▲24歩 3
62手 69% △31金 1 ai同桂
61手 67% ▲33歩 2
60手 67% △同馬
59手 67% ▲同飛 15/2:05
58手 67% △26飛 6/2:17
57手 67% ▲16飛 57/2:20
▲34飛ではなく直に▲16飛
△26飛から馬に逃げられますが、
龍を作れるのが利点と見たのでしょうか
ーー 午後 開始 ーー
2日目 午前 昨晩、藤井王将は飛車交換から激しい攻め合いへと誘いました。
しかし今朝になって、菅井八段は、うまくいなして、じっくりした駆け引き展開へと持ち込みました。
しかし、56手で藤井王将のリードが分かり易くなってきました。
藤井王将は、駆け引きで優ったでしょうか。
ーー 午前 終了 ーー
56手 69% △36馬 13/2:23 ai44馬
うまく駆け引き続けていた菅井八段でしたが
ここで先手有利が分かり易くなった模様。
先手は飛馬交換で△馬消去が得点でしょうか
ここで昼食休憩
55手 61% ▲46銀 7/3:17
ここまで互角な感じの駆け引きでしたが
54手 62% △26馬 3
53手 61% ▲68金右 15/3:24
52手 61% △15馬 13/2:39 ai43馬
51手 59% ▲58金 5/3:39
50手 59% △42馬 25/2:52 ai55歩
49手 58% ▲25歩 12/3:44 ai58金
互いに変化球の投げ合い?
昨晩、藤井王将は激しい攻め合いに誘い
ましたが、今朝、それをうまくいなした
菅井八段、しかし、藤井王将がすぐに適応
しているでしょうか
48手 59% △14歩 6/3:17 ai55歩
47手 57% ▲同桂
46手 57% △37歩成 2
45手 57% ▲47銀 24/3:56 ai47金
右銀戻して、バランス重視
駆け引きの意味合いが強いのでしょうか
44手 59% △36歩 19/3:25
AI読み筋は、右側位置取り駆け引きへ
43手 59% ▲38馬 5/4:20
互いに飛車の打ち込みを消して、
穏やか路線へと進みそう
42手 59% △32金 14/3:44 ai28飛
先手有利、ですが、
AI読み筋は互角っぽく見えます。
昨晩決めていたハズですが、14分考えたのは、
変化筋を指す決心の為でしょうか
負けたら敗着になるかもしれないという懸念
でも、ついうっかり指さない分、遥かにマシ
41手 54% ▲同金 4:25
40手 55% △48飛成 95/3:58
封じ手は、大方の予想通り
さあ、激しい戦いが始まるでしょうか
ーー 2日目 開始 ーー
1日目 午後 藤井王将は、29手で右四間飛車にし、4筋対抗形に。
互いに陣形整備の後、39手で居飛車側からの飛交換要求。
激しい戦いへと突入するでしょうか。
残り時間 菅井八段 3:58 藤井王将 4:25
1日目 速報ライブ 自動更新 終了
後手△菅井八段 先手▲藤井王将
▶菅井八段が40手目を封じました
39手 55% ▲56銀 57/4:25
29手を指した時から予定していたであろう
居飛車側の飛交換要求
AI読み筋は、△48飛成から激しい攻め合いで
先手が速そう。90分以上考え中の菅井八段
38手 55% △52銀 3
37手 55% ▲66歩 4
36手 55% △41銀 23/5:36
35手 55% ▲78金 18/5:26
34手 56% △32銀 15/5:59
33手 56% ▲88玉 4
32手 56% △94歩
31手 56% ▲96歩 10/5:48
30手 56% △64馬 8/6:14
29手 56% ▲48飛 25/5:58
本局の飛交換は居飛車側の得、
がAIの言い分
28手 56% △54歩 24/6:22 ai64馬
ーー 午後 開始 ーー
1日目 午前 後手の菅井八段は、角道を開けたまま三間飛車に。これに乗った藤井王将は、角交換から馬作りの角打。菅井八段は再度 角交換を打診しますが、藤井王将は今度は角交換を拒否して力戦へと突入。
序盤から、緊迫の駆け引き将棋に。
ーー 午前 終了 ーー
27手 55% ▲47銀 15/6:23
一見、後手は△47馬の二枚換えチャンス
しかし先手には▲43歩の逆襲があります
力戦はトリッキーになりやすく、
1手で局面が大きく動きやすい
ここで昼食休憩
26手 55% △82玉 21/6:46
25手 55% ▲78玉
24手 55% △71玉 8/7:07
23手 54% ▲68玉
22手 54% △62玉 17/7:15
21手 54% ▲38銀 44/6:38
20手 56% △42飛 2
既に前例がなさそう、力戦です。
藤井王将の読む力と
菅井八段の振り飛車経験の戦い
ここで40分以上考え中の藤井王将
19手 55% ▲77銀
18手 55% △65馬 7/7:34
17手 55% ▲58金右 7/7:22
16手 55% △72銀 8/7:41
15手 54% ▲16馬 16/7:29
14手 54% △33金 6/7:49
13手 54% ▲68銀 4
12手 55% △47角成 1
11手 55% ▲34馬 9/7:49
10手 55% △42金 3
菅井八段が、▲天彦△菅井 パターンに誘った
のでしょうか。しかし9手で藤井王将が変化、
対して、△42金が読み外しになっているか。
AIは△42銀か△52金左でした
9手 53% ▲43角成
角交換せずに成り込みを選んだ藤井王将
8手 53% △74角
ここまで▲天彦△菅井と同じでしたが
7手 53% ▲65角
すぐに成り込み狙いの角打、
出だしから積極的な藤井王将
6手 54% △同飛
5手 54% ▲22角成 2
角交換型振り飛車に引き込み
今年1月順位戦 ▲佐藤天彦△菅井竜也と同じ
4手 54% △32飛 1
三間飛車
これまでは相手が角道開けたら
すぐに角道閉じていたのですが
3手 51% ▲76歩
2手 51% △34歩
1手 51% ▲26歩
ーー 対局 開始 ーー