叡王戦 五番勝負 第2局、藤井聡太叡王と伊藤匠七段の対局です。両棋士の対戦成績は、藤井叡王の 11-0 です。
第1局は、先手となった藤井叡王が、いつも通りの角換わり腰掛銀に進めました。後手の伊藤七段は、5筋位取りから先手玉頭を攻めました。
伊藤七段が優位を奪う攻め合いとなりましたが、難解局面でも大きな間違い無く指し続けた藤井叡王が優位を奪い返し、そのまま勝ちました。
伊藤七段は、後手ながら一時優位を奪ったのは、一歩前進でしょうか。
第2局は、伊藤七段の先手、ここではっきりした成果を見せてもらいたいものです。前回の伊藤七段の先手では、角換わりに誘うも、藤井叡王が角換わり拒否から村田システムに構えました。
11勝 | 藤井叡王 伊藤七段 | 0勝 |
先〇 | 24.4 叡王戦1 角換わり腰掛銀 107手 | 後● |
後〇 | 24.3 棋王戦4 力戦 (相掛かり) 114手 | 先● |
先〇 | 24.3 棋王戦3 角換わり腰掛銀 105手 | 後● |
後〇 | 24.2 棋王戦2 角換わり腰掛銀 94手 | 先● |
先ー | 24.2 棋王戦1 角換わり腰掛銀 持 129手 | 後ー |
先〇 | 24.2 NHK杯 4R 角換わり腰掛銀 93手 | 後● |
先〇 | 23.11 竜王戦4 角換わり腰掛銀 129手 | 後● |
後〇 | 23.10 竜王戦3 相掛かり 96手 | 先● |
先〇 | 23.10 竜王戦2 角換わり腰掛銀 107手 | 後● |
後〇 | 23.10 竜王戦1 相掛かり 82手 | 先● |
先〇 | 22.11 棋王戦敗復 角換わり腰掛銀 135手 | 後● |
後〇 | 22.9 NHK杯 2R 相掛かり 116手 | 先● |
速報ニュース
伊藤七段が勝って、1-1 としました。
伊藤七段は、藤井叡王に初めて勝ちました!
叡王戦 五番勝負 2024 | |||||
2 | 藤井聡太 叡王 |
伊藤 匠 七段 |
3 | ||
第1局 4/7(日) |
〇 | 角換わり腰掛銀 107手 17:58 |
● | 愛知県 名古屋市 か茂免 |
|
第2局 4/20(土) |
● | 角換わり△33金 87手 18:20 |
〇 | 加賀市 アパホテル &リゾート 佳水郷 |
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第3局 5/2(木) |
● | 角換わり腰掛銀 146手 18:43 |
〇 | 名古屋市 名古屋 東急ホテル |
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第4局 5/31(金) |
〇 | 角換わり腰掛銀 132手 18:02 |
● | 柏市柏の葉 カンファ レンス センター |
|
第5局 6/20(木) |
● | 角換わり腰掛銀 156手 18:32 |
〇 | 甲府市 常磐 ホテル |
|
先手 | 後手 |
叡王戦 五番勝負は、
・持ち時間:4時間 チェスクロック
残り0:00から1分将棋
・開始:9時
・昼食休憩:12時-13時
・終局見込み:18時から19時辺り
公式 棋譜速報
速報ライブ 自動更新 終了
後手△藤井叡王 先手▲伊藤七段
伊藤七段、おめでとうございます
藤井叡王、お疲れさまでした
△投了 18時20分
87手 ▲勝6手 ▲85飛
水を一口飲んだ藤井叡王
86手 ▲勝7手 △同玉
85手 ▲勝10手 ▲84銀
84手 ▲勝11手 △73玉
83手 94% ▲53銀
82手 94% △62玉
81手 93% ▲43桂
80手 93% △67銀 ai37馬
79手 74% ▲35馬 ai43桂
78手 82% △51玉
77手 82% ▲34馬
76手 82% △52玉
75手 82% ▲44銀 ai44歩
74手 ▲勝31手 △同玉
73手 99% ▲43歩成
72手 99% △47飛 ai37馬
71手 85% ▲44歩
70手 85% △28角成
69手 81% ▲同馬 0:00
両者1分将棋の死闘に!
集中力が切れた方が負けます
68手 83% △同桂
67手 83% ▲同銀 0:03
66手 83% △45銀 8/0:00
先手勝勢
1分将棋になった藤井叡王
65手 81% ▲87金 0:04
64手 81% △同歩
63手 81% ▲24歩 0:05
62手 81% △87歩成
61手 80% ▲同歩
60手 80% △66飛 17/0:09 ai87歩成
先手優勢、事件です!
しかし、AI読み筋は際どい寄せ合い
薄い玉同士で、逆転が起きやすい形
先手が1手速い確率が80%と思ってください
1手緩いと、すぐひっくり返ります
59手 43% ▲36馬 12/0:11
58手 44% △35桂 0:27
57手 44% ▲同銀 0:23
56手 44% △46銀 0:31
55手 44% ▲66金 14/0:27
54手 44% △45銀 37/0:32
勝負の分かれ目を外さないのが藤井叡王
いや~強すぎますよね、、、、
後手も△45銀以外は、再び先手有利に
ここが勝負の分かれ目でしょうか
30分以上考え中の藤井叡王
53手 44% ▲37銀上 0:42 ai55金
いつもの中盤での課題が
出てしまったでしょうか、伊藤七段
52手 51% △同桂
51手 51% ▲33桂成 26/0:48 ai37銀上
互角に戻りました
△64角に慌てたのでしょうか
50手 58% △64角 1
49手 58% ▲45桂
48手 58% △同飛 15/1:10
47手 58% ▲76歩 3 ai45桂
46手 64% △75飛 1
45手 63% ▲46銀 25/1:18
25分考えて最善手を続ける伊藤七段
44手 63% △35飛 18/1:27
43手 62% ▲47角成 19/1:42
42手 62% △36飛 16/1:45
41手 61% ▲55銀 20/2:01
着々と最善手対応を続ける伊藤七段
40手 61% △86歩 38/2:01 ai73桂
ひねり続ける?藤井叡王
39手 58% ▲77桂 16/2:21
ーー 午後 開始 ーー
午前中 いつも通りの角換わりに誘った伊藤七段でしたが、藤井叡王は少数派の△33金型に誘導して、伊藤七段の作戦準備が無さそうな形にします。しかし伊藤七段は1筋の位を取り、作戦がありそうな様子。
藤井叡王は早繰銀から8筋速攻、浮き飛車で中段支配を狙いますが、伊藤七段は馬を作って対抗する展開に。
藤井叡王の38手△72歩で先手有利となりましたが、これは何かの策略?
ーー 午前 終了 ーー
38手 58% △72歩 14/2:39 ai62金
先手有利、AI読み筋は先手の攻めが少し速い
7筋に攻め歩が打てなくなった藤井叡王
ここで昼食休憩
37手 52% ▲83角 30/2:37
30分考えて馬で対抗する作戦の伊藤七段
36手 52% △46飛 17/2:53
17分考えて浮き飛車で中段支配を狙う藤井叡王
35手 52% ▲87歩
34手 53% △同飛
33手 53% ▲同銀 12/3:08
32手 54% △同銀
31手 54% ▲同歩 3
30手 54% △86歩 9/3:12
29手 54% ▲37桂 1
28手 54% △同銀
27手 54% ▲同歩 12/3:24
26手 54% △75歩 14/3:21
14分考えて早めに仕掛けた藤井叡王
25手 53% ▲36歩 9/3:37
最善手の伊藤七段
24手 53% △32玉 18/3:35
18分考えて玉で守る藤井叡王
23手 51% ▲15歩 1
1筋を詰めた伊藤七段、△33金型に対しても
作戦を持っているのでしょうか
10分以上考え中の藤井叡王
22手 52% △42玉 2
21手 52% ▲16歩 5/3:47
20手 52% △64銀
早繰銀で速攻を匂わす藤井叡王
19手 52% ▲38銀 1
18手 52% △73銀 1
17手 52% ▲46歩 3
16手 53% △74歩
15手 53% ▲78金 1
14手 53% △62銀
13手 52% ▲77銀
12手 52% △同金
△33金型の角換わりにして、伊藤七段が
作戦を出しにくいようにした藤井叡王
11手 52% ▲同角成 1
角換わり
10手 52% △33角
ここでひねった藤井叡王
9手 51% ▲88銀
8手 51% △34歩
7手 51% ▲77角
6手 51% △32金
5手 51% ▲76歩
角換わりに誘った伊藤七段
4手 51% △85歩
3手 51% ▲25歩
2手 51% △84歩
1手 51% ▲26歩
ーー 対局 開始 ーー