王位戦 七番勝負 第3局、藤井聡太王位と渡辺明九段の対局、リアルタイムAI形勢判断付き棋譜速報ライブです。
さあ、1-1 で迎える第3局、結果は五分ですが、内容は渡辺九段が大きく押しています。藤井王位はここまで自分の将棋を指せていません。
いつもの藤井王位のように、スカッと勝つ将棋を見たいファンも多いでしょう。名人戦は苦労しながら防衛しました。叡王戦では失冠しました。棋聖戦はスカッと勝ちましたが、王位戦はまた苦労しています。
不調説があり、将棋の幅を広げる説もあり、歯の矯正説とか、真実はよく分かりません。ただ、挑戦者となった豊島九段・伊藤七段(当時)・渡辺九段は、相当な準備をしてタイトル戦に臨んでいるのでしょう。そして、その成果が出ているのではないかと思われます。
第2局は渡辺九段の優れた作戦に為す術がなく、早い時間にギブアップしました。相当悔しかったでしょう。第2局から2週間近い間が空きましたが、この間にしっかりと対策を立てて、藤井王位らしい圧倒的な力を見せてくれるでしょうか。
さて、第3局は藤井王位の先手です。久しぶりに、無敵の先手角換わりが出るでしょうか。或いは角換わりを拒否されても、有利な形に誘導できるでしょうか。後手が角道を閉じるなら、矢倉というのも面白いかもしれません。
一方の渡辺九段、第1局は後手番で、膠着状態から千日手に持ち込みました。第3局も同じ作戦でしょうか。それとも藤井王位の対策を見込んで、作戦を変えてくるでしょうか。いずれにしろ、先手で成功した渡辺九段の、後手の作戦が見ものです。
今日の結果
藤井王位が勝って、2-1 としました。
渡辺九段は勝つチャンスがありましたが、藤井王位の終盤力に討ち取られてしまいました。
王位戦 七番勝負 2024 | |||||
4 | 藤井聡太 王位 |
渡辺 明 九段 |
1 | ||
第1局 7/6(土) 7/7(日) |
– | 左美濃調力戦 封じ手 45手 千日手 80手 15時44分 |
– | 名古屋市 東区 徳川園 |
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第1局 7/6(土) 7/7(日) |
〇 | 指し直し 相掛かり 136手 21時13分 |
● | 名古屋市 東区 徳川園 |
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第2局 7/17(水) 7/18(木) |
● | 相掛かり 封じ手 53手 97手 17時40分 |
〇 | 函館市 湯元 啄木亭 |
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第3局 7/30(火) 7/31(水) |
〇 | 角換わり 封じ手 44手 111手 19時14分 |
● | 徳島市 渭水苑 |
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第4局 8/19(月) 8/20(火) |
〇 | 矢倉 封じ手 43手 100手 18時24分 |
● | 佐賀県 唐津市 洋々閣 |
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第5局 8/27(火) 8/28(水) |
〇 | 雁木 封じ手 45手 97手 18時21分 |
● | 神戸市 中の坊 瑞苑 |
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第6局 9/10(火) 9/11(水) |
静岡県 牧之原市 平田寺 |
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第7局 9/24(火) 9/25(水) |
再度、振り駒 |
神奈川県 秦野市 元湯陣屋 |
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先手 | 後手 |
王位戦 七番勝負は、
・2日制
・持ち時間:8時間 ストップウォッチ
残り0:01から1分将棋
・開始:9時
・昼食休憩:12:30~13:30
・封じ手:1日目 18時過ぎたら
・終局見込み:2日目 夕方から20時頃
2日目 速報ライブ 自動更新 終了
後手△渡辺九段 先手▲藤井王位
藤井王位、おめでとうございます
渡辺九段、お疲れさまでした
△投了 19時14分
111手 ▲勝14手 ▲72角成
110手 ▲勝15手 △26玉
109手 ▲勝16手 ▲27桂
108手 ▲勝17手 △34金 ai34銀
107手 ▲勝20手 ▲33龍
106手 ▲勝21手 △同玉 ai44玉
105手 92% ▲35歩
104手 92% △34玉
103手 91% ▲36角 0:02
102手 92% △45玉
101手 91% ▲56飛 0:03
100手 91% △55玉
99手 91% ▲同銀
98手 91% △同歩 0:01
1分将棋になった渡辺九段
97手 91% ▲45銀右 0:04
96手 91% △57金 0:03 ai46角成
先手勝勢
95手 78% ▲48桂
94手 78% △37角
93手 78% ▲同玉
92手 78% △59飛成 0:04
91手 78% ▲68歩
90手 78% △66香 0:11 ai68金
先手優勢、先手玉は逃げ切るチャンス
89手 35% ▲59金
88手 35% △49飛 ai66香
最後まで諦めない方が勝つ勝負に
87手 31% ▲同銀
86手 31% △同馬 14/0:18
85手 31% ▲56飛 0:06
84手 32% △54玉 0:32
83手 32% ▲13龍
82手 32% △43玉
81手 32% ▲34桂 0:10
80手 32% △同馬
79手 32% ▲同金 0:12 ai68玉
後手有利、AI読み直しで、まだ際どいかも
かなりの難解局面です
両棋士もAIも読めていないような
78手 54% △57桂 22/0:35 ai57桂成
互角に、とても際どい勝負です
77手 36% ▲46桂
76手 36% △同金 0:57
75手 36% ▲同香 0:21 ai12飛
後手有利、今度は渡辺九段の△34桂に
引っかかった形の藤井王位
渡辺九段は68手65分でここまで読んだ模様
74手 60% △34桂 0:58 ai43金
先手有利、AI読み筋は、依然際どい寄せ合い
73手 57% ▲35香
72手 57% △66馬
71手 57% ▲58金
70手 57% △67角成
69手 57% ▲同玉
68手 57% △69飛 65/0:59
65分考えて決行
67手 57% ▲11飛成 0:26
手を渡されて読まれていると感じた
渡辺九段、60分以上考え中
66手 57% △同金
65手 57% ▲33歩成 53/0:29
残り29分まで考えて、
寄せを読んだでしょうか、藤井王位
AI読み筋は、際どい寄せ合い
64手 57% △31歩 66/2:04 ai76桂
先手寄りの互角に
飛車打ちプレッシャーによって
消極策に走ってしまった渡辺九段
藤井王位の勝負が成功しそうです
40歳タイトル31期の実力者を翻弄する
22歳の青年
63手 35% ▲21飛 27/1:22 ai44同角
後手有利、勝負に出た藤井王位
後手の攻め手順は複雑で間違いやすい
と読んだのでしょうか
62手 43% △44歩 1
61手 43% ▲34歩
60手 43% △同歩
59手 43% ▲同飛
58手 43% △同飛 34/3:11
ーー 午後 開始 ーー
2日目 午前
封じ手は大方予想の△66角、中段の押し合いが続きました。
藤井王位は、4筋の後手飛車を嫌ったのか、55手目に飛車取りの▲66角。
しかしこれで後手に△94角から先手陣を崩すチャンスがやってきました。
渡辺九段は、チャンスを生かしてリードを築くでしょうか。
ーー 午前 終了 ーー
57手 43% ▲24歩 70/1:49 ai44角
70分考えて攻め合いに活路を求める藤井王位
昼食休憩に入れてじっくり考えたい渡辺九段
ここで昼食休憩
56手 45% △94角 42/3:45
42分考えて攻略法を読めた?渡辺九段
△94角を軽視していたのか長考の藤井王位
55手 45% ▲66角 11/2:59 ai34歩
AI読み筋は、後手が△94角から67地点狙い
で先手陣を崩す展開に。
先手は▲34歩△同飛▲56角で67地点防衛
しなかったので危ない模様。
54手 49% △44飛 1
53手 49% ▲47銀
52手 49% △46飛 1
51手 49% ▲87歩 1
50手 49% △同桂 12/4:29
49手 49% ▲33桂成 4/3:11 ai87歩
48手 51% △86飛 23/4:41
23分考えて△86飛を選択、
この後4筋に回るでしょうか
47手 51% ▲67金 6/3:15
・△46飛なら▲47銀に△86飛と戻って8筋攻め
・△86飛なら▲87歩に△46飛、▲47銀に
△44飛と引いて4筋攻め
どちらも途中に▲33桂成が入ります
46手 51% △同飛 2 ai34銀
45手 49% ▲同歩
2日目は攻め合いで、局面が進みそうです
44手 49% △66角 73/5:06
ーー 2日目 開始 ーー
残り時間 渡辺九段 5:06 藤井王位 3:21
1日目 午後
渡辺研究に苦しむ藤井王位でしたが、39手▲66角で研究外しに成功した模様。
地力勝負に持ち込みましたが、ここから主導権を握れるでしょうか。
一方の渡辺九段、研究を外されたとしても、時間を多く残しています。
1日目 速報ライブ 自動更新 終了
後手△渡辺九段 先手▲藤井王位
▶渡辺九段が44手目を封じました
43手 49% ▲45桂 32/3:21
ここで50分以上考え中の渡辺九段ですが、
封じ手戦略でしょうか
或いは△34銀と△66角の比較検討でしょうか
42手 49% △44角 ai56角
角交換で先手角消去狙い
41手 45% ▲同銀
40手 45% △36歩 64/6:19
64分考えて最善手
研究から外れて地力勝負に
39手 45% ▲66角 20/3:53 ai45桂
20分考えて研究外しを指した藤井王位
ここで渡辺九段が長考したなら研究外し成功
38手 49% △35歩 7/7:23
AI最善の継続手、暫く渡辺研究が続きそう
一方で何とか研究を外したい藤井王位
37手 49% ▲29飛
36手 49% △同飛 2
35手 49% ▲同歩 10/4:13
34手 49% △86歩 3
33手 49% ▲88銀 19/4:23
19分考えて銀引き、後手は飛先交換へ
32手 49% △65桂 3/7:35
先ほどの190分の長考で、この形も読んで
いたはずですが、また考えるとなると、
考えがまとまっていない証しでしょうか
31手 49% ▲75同歩 190/4:42 ai29飛
190分考えて同歩と取った藤井王位
AI読み筋は、激しい攻め合いの気配
ーー 午後 開始 ーー
1日目 午前
藤井王位の無敵の先手角換わりに挑戦する渡辺九段。
右銀上がりを遅らせて、30手目で△75歩と仕掛けました。これが今日、準備してきた作戦。
対する藤井王位は大長考、この形の研究が不十分なようです。
藤井王位の苦手な形を見つけた渡辺九段、どうして分かったのでしょう。これがトップ棋士の眼力でしょうか。
大長考の藤井王位は、この形を解読して対策を見つけることができるでしょうか。それとも第2局のように、実質1日目で勝負が決まってしまうのでしょうか。
ーー 午前 終了 ーー
30手 51% △75歩 13/7:38
13分考えて仕掛けた渡辺九段
9筋突き合っていれば
2020.04王将戦▲斎藤八段△村山八段と同形
150分以上考え中の藤井王位
ここで昼食休憩
29手 51% ▲48金 5/7:52
ここで△75歩から仕掛けろと言っているAI
10分以上考え中の渡辺九段
28手 51% △73桂 2
27手 51% ▲47銀 2
26手 51% △52金 2
前例が見当たらなくなりました
右金銀が横並びは、滅多に見ません
角換わりは普通、右銀が先に上がって行きます
25手 50% ▲37桂
24手 51% △74歩
23手 50% ▲16歩
22手 50% △14歩 1
21手 50% ▲68玉 1
20手 51% △42玉 1
19手 51% ▲36歩
18手 51% △64歩 1
相腰掛銀模様
17手 51% ▲78金
16手 51% △62銀
15手 51% ▲46歩
腰掛銀宣言
14手 51% △33銀
13手 51% ▲48銀
12手 51% △22銀
11手 51% ▲同銀
10手 51% △77角成
角換わり 藤井王位の無敵の
先手角換わりに挑戦する渡辺九段
9手 51% ▲68銀
8手 51% △34歩
7手 51% ▲77角
6手 51% △32金 1
5手 51% ▲76歩
いつも通り角換わりに誘う藤井王位
4手 51% △85歩 1
3手 51% ▲25歩
2手 51% △84歩
1手 51% ▲26歩
ーー 対局 開始 ーー
皆さん、おはようございます!