王座戦 五番勝負 第4局、永瀬拓矢王座と藤井聡太七冠の対局です。ここまで 2-1 の藤井七冠は、ここで勝つと王座を獲得し、八冠達成となります。
第4局の展望につきまして、【王座戦 展望】藤井七冠 いよいよ八冠か を御一読くだされば幸いです。
両棋士の対戦成績
通算では藤井七冠の 13-6 です。
藤井七冠 | 13-6 | 永瀬王座 |
先〇 | 23.9.27 王座戦3 | 後● |
後〇 | 23.9.12 王座戦2 | 先● |
先● | 23.8.31 王座戦1 | 後〇 |
後● | 23.2.1 順位戦 | 先〇 |
後〇 | 22.9.16 銀河戦 | 先● |
後〇 | 22.7.17 棋聖戦4 | 先● |
先〇 | 22.7.4 棋聖戦3 | 後● |
後〇 | 22.6.15 棋聖戦2 | 先● |
先● | 22.6.3 棋聖戦1 | 後〇 |
後● | 22.1.16 朝日杯 | 先〇 |
後● | 21.11.24 王将戦 | 先〇 |
先〇 | 21.11.3 JT杯 | 後● |
先〇 | 21.8.30 竜王戦 | 後● |
後〇 | 21.8.12 竜王戦 | 先● |
後〇 | 21.5.31 叡王戦 | 先● |
先● | 20.10.26 王将戦 | 後〇 |
先〇 | 20.9.15 銀河戦 | 後● |
先〇 | 20.6.23 王位戦 | 後● |
後〇 | 20.6.4 棋聖戦 | 先● |
中継リンク
・ABEMA ライブ 第4局
木村一基九段 中村修九段 松尾歩八段
・囲碁将棋プラス 第4局
佐々木大地七段 佐藤康光九段
・公式 棋譜速報 第4局
・公式 ブログ
当サイトで表示するAIの勝率%は、将棋連盟やABEMAと同程度になるように調整しています。
対して、囲碁将棋プラスは、派手目の勝率%となっています。
速報ニュース
藤井七冠が勝って 3-1 とし、王座を獲得するとともに、八冠を達成しました。
藤井八冠、おめでとうございます。
王座戦 五番勝負 2023 | |||||
1 | 永瀬拓矢 王座 |
藤井聡太 七冠 |
3 | ||
第1局 8/31(木) |
〇 | 角換わり 150手 21:11 |
● | 神奈川県 秦野市 元湯陣屋 |
|
第2局 9/12(火) |
● | 角換わり 214手 22:02 |
〇 | 神戸市 ホテル オークラ 神戸 |
|
第3局 9/27(水) |
● | 雁木 81手 20:32 |
〇 | 名古屋 マリオット アソシア ホテル |
|
第4局 10/11(水) |
● | 角換わり 138手 20:59 |
〇 | 京都市 ウェスティン 都ホテル 京都 |
|
第5局 10/30(月) |
甲府市 常磐 ホテル |
||||
先手 | 後手 |
王座戦 五番勝負は、
・持ち時間:5時間 チェスクロック
残り0:00から1分将棋
・開始:9時
・昼食休憩:12:10~13:00
・夕食休憩:17:00~17:30
・終局見込み:20時-21時辺り
速報ライブ 自動更新 終了
後手△藤井七冠 先手▲永瀬王座
公式棋譜速報
藤井七冠、おめでとうございます
永瀬王座、お疲れさまでした
▲投了 20:59
138手 △勝12手 △56歩
137手 △勝13手 ▲同金
136手 △勝14手 △同桂成
135手 △勝15手 ▲58歩
134手 △勝16手 △66桂
133手 △勝17手 ▲47金
132手 △勝18手 △78飛成
131手 △勝19手 ▲同玉
130手 △勝20手 △57歩成
129手 △勝21手 ▲78桂
128手 △勝22手 △98飛
127手 △勝23手 ▲68玉
126手 △勝24手 △56歩
125手 △勝25手 ▲38桂 ai68玉
124手 7% △22玉
123手 7% △53馬 ai42金
後手勝勢!
これが大勝負のプレッシャーでしょうか
122手 ▲勝25手 △55銀 ai22玉
勝利に手が届いた永瀬王座でしたが、、、
121手 90% ▲同成銀
120手 90% △同金 ai33金
119手 87% ▲52と
118手 87% △37角 ai46銀
先手勝勢
117手 79% ▲51歩成
116手 79% △23歩
115手 79% ▲同銀成
114手 79% △同龍
113手 79% ▲62銀
112手 79% △61龍 ai37飛
先手優勢
111手 66% ▲85香 0:00
110手 66% △81龍 ai61龍
109手 63% ▲52歩
108手 63% △51龍
107手 63% ▲同玉
106手 63% △同歩成
105手 62% ▲同角
104手 62% △57銀 ai46飛
先手有利!
103手 13% ▲同玉 ai同金
後手勝勢
勝ちを掴みかけた藤井七冠でしたが、、、
102手 31% △58銀 ai51龍
101手 31% ▲63銀 0:03
100手 31% △57銀
99手 31% ▲58飛 0:08
98手 31% △42金右
97手 31% ▲75角 0:18 ai64角
後手有利、AI読み筋も後手が速そう
攻め続けたプレッシャーが効いたでしょうか
96手 55% △56歩
95手 55% ▲同飛
94手 55% △57角成
93手 55% ▲同馬
92手 55% △54香
91手 55% ▲同金
90手 56% △57歩
攻める藤井七冠
89手 56% ▲同金左
88手 56% △58歩成
87手 56% ▲54歩
86手 56% △57歩 0:00
1分将棋になった藤井七冠
85手 56% ▲76馬
84手 56% △53香
83手 56% ▲54馬 0:28
82手 56% △46角 0:06 ai26香
81手 53% ▲同馬
80手 53% △同銀 0:09 ai24香
79手 46% ▲55銀 0:31 ai24桂
78手 48% △54桂 0:12
77手 48% ▲56馬
互角に、雲行きが変わったかも
100手前の勝負と思っていましたが、
100手越えの勝負の流れに
76手 48% △64銀 0:15
75手 48% ▲55馬 0:39 ai76馬
74手 56% △31玉 0:16
73手 56% ▲54馬 0:44 ai75馬
72手 63% △72歩 0:17 ai23歩
71手 59% ▲74歩 ai75馬
引き続き先手有利ですが、
後手にもチャンスがありそうな状況
70手 62% △同歩
69手 62% ▲同銀 0:47
68手 62% △54桂 0:24 ai31玉
67手 59% ▲46銀上 12/0:53 ai44歩
66手 63% △62龍 15/0:27
65手 62% ▲55銀 15/1:06
64手 62% △63龍
先手有利ですが、難解なので、
着実に押し込む作戦の永瀬王座
63手 62% ▲同馬 14/1:21 ai75銀
62手 66% △65歩
61手 66% ▲74馬 ai73馬
60手 72% △54龍
59手 71% ▲46銀 4
58手 71% △同歩 0:43
57手 70% ▲64桂 10/1:40
56手 70% △42玉 0:46 ai45龍
先手優勢、ですがAI読み筋は、
割と際どいように見えます
要するに難解で、容易ではない局面
55手 65% ▲76桂 31/1:50
ーー 夜戦 開始 ーー
午後 藤井七冠は42手△84飛で、永瀬王座の研究外しに成功した模様。
しかし、長考でリード確保の道筋を見つけた永瀬王座は、リードを保ったまま午後を終了します。
夜戦に入って、藤井七冠は逆転の道筋を見つけられるでしょうか。
ーー 午後 終了 ーー
54手 65% △64銀 ai62銀
ここで夕食休憩
53手 65% ▲83角成 8/2:21
52手 65% △同銀
51手 64% ▲73歩成 2
50手 64% △55龍 0:50 ai37龍
再び先手有利、さすがの藤井七冠も
ここで龍切りはできなかった模様
49手 54% ▲58銀 1
48手 54% △57飛成
47手 54% ▲74歩 1
46手 54% △54飛 38/0:51
45手 54% ▲38角 ai56角
永瀬王座の研究から外れたでしょうか
43手で124分考えたのは、
ここを迷っていたからでしょうか。
であれば、藤井七冠の42手△84飛が
成功したことに。
44手 63% △同飛
43手 62% ▲74歩 124/2:33
42手 62% △84飛 42/1:30
持ち時間5時間で3時間以上の差がつきました
長考派の藤井七冠と言えども珍しい状況です
が、ここで120分以上考え中の永瀬王座
41手 60% ▲75歩 18/4:38
本局で初めて時間を使った永瀬王座ですが、
まだ研究範囲でしょうか。
ーー 午後 開始 ーー
午前 第2局同様に先手の永瀬王座が角換わりに誘って進行しました。
第2局では、後手の藤井七冠が右玉作戦をぶつけてきましたが、本局では永瀬王座が23手で早い仕掛け。後手が作戦を出す間を与えません。
予定が狂ったのか、藤井七冠は序盤から長考して作戦を立て直し、なんとか主導権を取ろうとします。
しかし40手、藤井七冠が攻めずに守ったところで先手有利に。このまま永瀬王座がリードを固めるでしょうか?
しかし藤井七冠には脅威の終盤力がありますので、そう簡単には行かないかと。
ーー 午前 終了 ーー
40手 60% △52金 53/2:12 ai55角
先手有利、攻め合いで先手が速そう
攻めずに守った藤井七冠
ここで昼食休憩
39手 52% ▲同桂 4:55
想定内だった永瀬王座
再び考え中の藤井七冠
38手 52% △同馬 2
37手 52% ▲77角
36手 53% △99角成 3
35手 53% ▲27飛 2
34手 53% △55角
主導権を取りに行った藤井七冠
33手 53% ▲同歩
32手 53% △45銀 ai64角
31手 50% ▲同銀
30手 50% △86歩 71/3:12
71分考えて、仕掛けを決断した藤井七冠
29手 48% ▲37銀
ここで70分以上考え中の藤井七冠、
準備した作戦を出せずに主導権を取られそう
な事への対策を考え中でしょうか
28手 48% △22歩
27手 48% ▲同飛
26手 48% △同歩
25手 48% ▲24歩
24手 48% △44銀 19/4:24
19分考えて、銀を引かずに出た藤井七冠
23手 49% ▲45桂
早々仕掛けた永瀬王座、
練習パートナーの藤井七冠は、
20手でこの気配を感じたのでしょうか。
この早い仕掛けは、後手の工夫を防いで
先手が主導権を取る為でしょうか。
22手 51% △73桂 2
21手 50% ▲46歩
20手 51% △74歩 11/4:45
11分考えて△74歩の藤井七冠
普通の序盤で11分使うのは珍しい
19手 50% ▲37桂
18手 50% △62銀
17手 51% ▲36歩
16手 51% △33銀
15手 51% ▲38銀
14手 51% △14歩 1
13手 51% ▲16歩
12手 51% △22銀
11手 51% ▲同銀
10手 51% △77角成
角換わり
9手 51% ▲88銀
8手 51% △34歩
7手 51% ▲77角
6手 51% △32金
5手 51% ▲76歩
4手 51% △85歩
3手 51% ▲25歩
2手 51% △84歩
1手 51% ▲26歩
皆さん、おはようございます!
さあいよいよ、将棋界の歴史を飾る日が
やってくるでしょうか。