棋聖戦 五番勝負 第1局、藤井聡太棋聖と山崎隆之八段の対局、AI形勢判断付き棋譜速報ライブです。
両棋士の対戦成績は 1-1 です。
藤井棋聖は、防衛すれば5連覇となり、永世棋聖称号の資格を獲得し、レジェンドの仲間入りをします。(就位は原則引退後)
山崎八段は、定跡から外れた自由奔放な形を多く指し、飾らない性格から「フリースタイルの山ちゃん」と呼ばれ、多くのファンから親しまれています。ここでひと花咲かせてもらいたいと応援している将棋ファンも多いでしょう。
これが、15年ぶり2度目のタイトル挑戦です。
八冠である藤井棋聖の実績と較べると、藤井棋聖の圧勝のように思われますが、果たしてそうなるでしょうか。
1勝 | 藤井棋聖(21) 山崎八段(43) | 1勝 |
後〇 | 21.7 竜王戦 相掛かり 94手 | 先● |
先● | 18.9 王位戦 角換わり早繰銀 138手 | 〇後 |
両棋士の公式対局は、これまで2度しかありません。しかし、2度目の対局の、2021.7の竜王戦では、山崎八段が相掛かりから力戦調に誘導しました。
持ち時間5時間なのに、54手で互角のまま両者が残り1時間を切る状況となりました。藤井二冠(当時)が有利な形勢になったのは、67手目・山崎八段が残り7分・藤井二冠が残り23分の局面でした。すなわち、藤井二冠は勝ったものの、かなり苦労しました。
藤井棋聖の対局は、定跡系が圧倒的に多く、藤井棋聖も定跡系の解読を得意としています。しかし力戦調となると、4月5月の名人戦のように、苦労が増えます。
山崎八段が恐らく仕掛けてくるであろう力戦調の将棋を、藤井棋聖がどれくらい解読できるか、それが今回の五番勝負の大きな見どころとなりそうです。
藤井棋聖もこの辺りを意識してか、「未知の局面の対応力・判断力が問われるシリーズ」と発言しています。藤井ファンにとっては、力戦対策がどの程度できているかが、観戦ポイントでしょうか。
今日の結果
藤井棋聖が勝って 1-0 としました。
棋聖戦 五番勝負 2024 | |||||
3 | 藤井聡太 棋聖 |
山崎隆之 八段 |
0 | ||
第1局 6/6(木) |
〇 | 相掛かり 90手 18時38分 |
● | 木更津市 龍宮城 スパホテル 三日月 |
|
第2局 6/17(月) |
〇 | 向かい飛車 111手 18時39分 |
● | 新潟市 高志の宿 高島屋 |
|
第3局 7/1(月) |
〇 | 相掛かり 100手 18時46分 |
● | 名古屋市 亀岳林 万松寺 |
|
第4局 7/10(水) |
兵庫県 洲本市 ホテル ニューアワジ |
||||
第5局 7/23(火) |
再度、振り駒 |
沼津市 沼津御用邸 東附属邸 第1学問所 |
|||
先手 | 後手 |
棋聖戦 五番勝負は、
・持ち時間:4時間 ストップウォッチ
残り0:01から1分将棋
・開始:9時
・昼食休憩:12:00~13:00
・終局見込み:18時から20時辺り
速報ライブ 自動更新 終了
後手△藤井棋聖 先手▲山崎八段
藤井棋聖、おめでとうございます
山崎八段、お疲れさまでした
▲投了 18時38分
90手 △勝4手 △88銀
89手 △勝5手 ▲同香
88手 5% △44歩 0:10
87手 5% ▲45香
86手 6% △同銀
85手 6% ▲43桂成
84手 7% △86歩
83手 7% ▲55馬
82手 8% △85歩
81手 8% ▲87銀
80手 9% △36成銀
79手 9% ▲79玉
78手 9% △38飛 0:11
77手 9% ▲86歩 0:01
1分将棋になった山崎九段
76手 10% △37銀成
75手 10% ▲36銀
74手 10% △24金
73手 11% ▲11角成
72手 11% △43金 11/0:14
71手 11% ▲45銀 0:02 ai26飛
AI読み筋は、
結構粘る先手玉、入玉模様の後手玉
70手 20% △42玉
藤井棋聖にとっても難解そうです
69手 19% ▲21歩成
68手 19% △23金 9/0:25 ai42玉
67手 15% ▲22歩 27/0:05
66手 17% △48銀 12/0:34
65手 17% ▲24飛 28/0:32 ai57金
後手勝勢、受けずに攻め合う山崎八段
64手 29% △47銀 0:46
63手 29% ▲44角
62手 29% △同角
61手 29% ▲同銀
60手 29% △同銀
59手 29% ▲36歩
58手 29% △同歩 0:47
57手 29% ▲24歩 ai36歩
後手優勢
56手 36% △34銀 45/0:49
55手 36% ▲17角 11/1:00 ai36歩
藤井棋聖は右側攻略のチャンス。
先手は▲44角から▲11角成のチャンスが
ありますが、代償が大きすぎる模様。
40分以上考え中の藤井棋聖、
攻め合いになりそうなので慎重に解読中
54手 40% △同銀
53手 40% ▲同歩 1 ai45歩
後手有利、後手が押し気味
52手 43% △35歩
51手 43% ▲36歩 11/1:12
50手 43% △63角 7/1:34
AI読み筋は、3筋の攻防
49手 43% ▲29飛
48手 45% △同銀右
47手 45% ▲同歩 36/1:23
46手 46% △34歩
45手 45% ▲同歩
44手 45% △35歩 37/1:41
37分考えて仕掛けた藤井棋聖
43手 45% ▲68玉 18/1:59
互いに陣形調整ですが、
仕掛けのタイミング待ち感も。
30分以上考え中の藤井棋聖、
慣れない局面で読みあぐねているでしょうか
42手 46% △31玉 14/2:18
41手 45% ▲26飛 30/2:17
40手 46% △43銀 19/2:32
銀矢倉に構えた藤井棋聖
角換わりの待機感があります
ーー 午後 開始 ーー
午前中 山崎八段が先手となり、いつもの相掛かりに。二人とも陣形整備優先で、すぐには開戦しない模様。
山崎八段は角交換から7筋突き越し、早速のフリースタイル。
ーー 午前 終了 ーー
39手 46% ▲88銀
ここで昼食休憩
38手 46% △44歩 2:51
37手 46% ▲75歩
早速出ました、フリースタイル
36手 49% △同銀
35手 49% ▲33角成 17/2:47
ここで角交換
34手 49% △41玉 6/2:56
右盛り上げ vs 中央固め 持久戦模様
角はいつでも交換できるんですが
33手 49% ▲29飛 2
32手 49% △52金 2
31手 49% ▲56歩 4/3:06
30手 49% △54銀 19/3:04
19分考えて腰掛銀
29手 49% ▲58玉
右盛り上げから中住まいに構えた山崎八段
28手 49% △82飛
横歩取らず
27手 49% ▲87歩 4/3:16
26手 49% △同飛
25手 49% ▲同歩
24手 49% △86歩 5/3:23
ここで飛先交換の藤井棋聖
23手 49% ▲76歩
さあ、角道開けました
22手 50% △63銀 2
21手 50% ▲37桂 16/3:20
20手 50% △64歩 3
19手 49% ▲36歩 3
18手 49% △42銀 21/3:33
飛先交換のチャンスでしたが、後回し
先手の角道開けを待っているのでしょうか
17手 49% ▲48金 14/3:39
右銀金を早めに上がる山崎八段が好む形
早くも前例が見当たらなくなりました
16手 51% △33角 1
先に角を上がった藤井棋聖
15手 51% ▲47銀 6/3:53
14手 51% △34歩 2
13手 51% ▲46歩 1
12手 51% △94歩 3
11手 51% ▲96歩
10手 51% △14歩
9手 51% ▲16歩
8手 51% △72銀
7手 51% ▲38銀
6手 51% △32金
相掛かり
5手 51% ▲78金
4手 51% △85歩
3手 51% ▲25歩
2手 51% △84歩
1手 51% ▲26歩
ーー 対局 開始 ーー
皆さん、おはようございます!