棋王戦 五番勝負 第3局、藤井聡太棋王と伊藤匠七段の対局です。両棋士の対戦成績は、藤井棋王の 8-0 です。
第2局は、先手の伊藤七段が、角換わり腰掛銀から、61手 銀捨て、65手 角飛交換、67手 飛打でリードを握り、序中盤なら藤井棋王と十分戦えるところを見せました。
しかし、79手以降は藤井棋王のペースとなり、やはり終盤は藤井棋王が2枚~3枚上という将棋となりました。
この第3局は、再び藤井棋王の先手となりますが、伊藤七段は第1局のような思い切った作戦を出してくるでしょうか。
ところで、伊藤七段は日程が極めて厳しい状況です。
3/1(金) 王将戦 1予●増田康宏〇伊藤匠 (東京)
中1日
3/3(日) 棋王戦 第3局 藤井聡太 伊藤匠 (新潟)
中1日
3/5(火) 順位戦 C1 伊藤匠 宮田敦史 (東京)
3/5(火)の順位戦は、勝てば昇級、敗れると多分残留という最終局です。A級に昇級しそうな増田七段にも勝ってしまう伊藤七段なのですが、これで昇級できなかったら、ひとえに日程のせいだと思うのですが。
速報ニュース
藤井棋王が勝って 2-0 とし、2連覇に王手をかけました。
棋王戦 五番勝負 2024 | |||||
3 | 藤井聡太 棋王 |
伊藤匠 七段 |
0 | ||
第1局 2/4(日) |
ー | 角換わり腰掛銀 持将棋 引き分け |
ー | 魚津市 新川文化 ホール |
|
第2局 2/24(土) |
〇 | 角換わり腰掛銀 94手 18:28 |
● | 金沢市 北國新聞 会館 |
|
第3局 3/3(日) |
〇 | 角換わり腰掛銀 105手 18:53 |
● | 新潟 グランド ホテル |
|
第4局 3/17(日) |
〇 | 力戦(相掛かり) 114手 19:07 |
● | 日光きぬ川 スパホテル 三日月 |
|
第5局 3/26(火) |
再度、振り駒 |
東京都 渋谷区 東郷神社 |
|||
先手 | 後手 |
棋王戦 五番勝負は、
・持ち時間:4時間
・開始:9時
・昼食休憩:12時-13時
・終局見込み:17時から19時辺り
・第1局 引き分けで必要なら第6局を追加
公式 棋譜速報
速報ライブ 自動更新 終了
後手△伊藤七段 先手▲藤井棋王
藤井棋王、おめでとうございます
伊藤七段、お疲れさまでした
△投了 18時53分
105手 97% ▲51銀 0:13
104手 98% △62桂
103手 98% ▲53角成
102手 98% △同金
101手 97% ▲72金
100手 97% △同銀
99手 96% ▲53桂成 ai53金
98手 97% △同銀
97手 96% ▲54香
96手 96% △61玉
95手 94% ▲64桂 0:17
94手 94% △54歩 0:01
1分将棋になった伊藤七段
93手 91% ▲55香 0:18
92手 91% △38歩成 0:03
91手 90% ▲68銀
90手 90% △52玉
89手 89% ▲31角 0:20
88手 89% △19飛
87手 88% ▲21成香 8/0:25
86手 88% △63銀 19/0:05 ai86歩
先手勝勢
▲64香の予防策でしょうか
しかし今度は先手の5筋攻めが強力に
85手 70% ▲11香成
84手 70% △同と
83手 70% ▲27飛 23/0:33
82手 70% △17歩成 ai38金
先手優勢
AI読み筋は、後手が右側から攻め込みますが
先手の寄せのほうが速そうです
81手 60% ▲29飛 0:56
80手 60% △37歩
79手 60% ▲59角
78手 60% △27金 0:24
77手 59% ▲26角
76手 59% △同歩
75手 59% ▲同金 2/1:00
74手 59% △16馬 ai同歩
先手有利、攻勢になってきた藤井棋王
73手 56% ▲35歩 1
72手 56% △15歩 ai25歩
71手 50% ▲36歩 39/1:03 ai75歩
70手 56% △23金 11/0:30 ai33桂
69手 45% ▲17角 14/1:42
68手 47% △24歩
67手 47% ▲26金
66手 48% △35歩
65手 48% ▲同金
64手 49% △同歩 14/0:41
63手 49% ▲36歩 18/1:56
馬で守られたことで、
藤井棋王が攻めあぐねているのでしょうか
62手 50% △81飛 0:55
61手 50% ▲67歩 ai95歩
局面は互角に
60手 56% △35歩
59手 56% ▲39飛 3
58手 56% △34馬
57手 56% ▲77銀
56手 56% △65歩
55手 55% ▲同銀 26/2:17
54手 55% △66歩 0:58
53手 55% ▲79玉
52手 55% △25馬
51手 55% ▲47金 4
50手 55% △36馬 4/0:59
早くも1時間を切った伊藤七段
馬で守る方向性でしょうか
49手 55% ▲34歩 37/2:47
48手 55% △27角成 13/1:03
AI読み筋は右側で押し合いへ
47手 55% ▲69飛 17/3:24
46手 55% △38角 82/1:16
82分考えて馬を作って反撃を目指す伊藤七段
ーー 午後 開始 ーー
午前中 先手の藤井棋王は、角換わり腰掛銀から、37手 ▲45桂で変わった形で仕掛けました。研究量豊富な伊藤七段も、この形は未経験だったのでしょうか、時間を使う場面が増えました。
ーー 午前 終了 ーー
45手 54% ▲35歩 3/3:41
まだ19分しか使っていない藤井棋王、
2時間以上使っている伊藤七段、
藤井棋王の作戦に乗った進行の模様
ここで昼食休憩
44手 54% △65歩 52/2:38 ai38角
43手 50% ▲29飛
42手 50% △23歩
41手 50% ▲同飛
40手 50% △同歩
39手 50% ▲24歩 3/3:44
38手 50% △44銀 17/3:30
17分考えて普通に△44銀
37手 50% ▲45桂 2
▲35歩突かずに桂跳ねた藤井棋王
△37角を誘っているようにも見えます
36手 51% △73桂
35手 51% ▲56銀 1
前例は▲35歩、▲勝ちだが変えた藤井棋王
34手 52% △84飛 2
これで第1局とは違う将棋に。
23/02 順位戦 ▲永瀬△藤井に合流、〇永瀬
33手 50% ▲58金
いつもは▲48金
ちょっと形を変えた藤井棋王
32手 52% △62金 2
標準形に合流可能範囲内で
指し手の順番を変える伊藤七段
31手 51% ▲47銀
30手 51% △54銀 4
29手 50% ▲66歩 2
第1局は▲47銀
28手 51% △74歩
第1局に合流
27手 51% ▲46歩
26手 51% △42玉
25手 51% ▲37桂
24手 51% △63銀
23手 51% ▲68玉
22手 51% △33銀
21手 51% ▲78金
20手 51% △62銀
まだ標準手順内なのにお互い5分使っています
19手 51% ▲36歩 1
18手 51% △64歩 2
17手 51% ▲38銀 3
16手 51% △14歩
15手 51% ▲96歩 1
14手 51% △94歩 2
第1局は△14歩でした
13手 51% ▲16歩
いつもの角換わり手順が続きます
12手 51% △22銀
11手 51% ▲同銀
10手 51% △77角成 1
角換わり
9手 51% ▲68銀
8手 51% △34歩
7手 51% ▲77角
6手 51% △32金
5手 51% ▲76歩
角換わりに誘った藤井棋王
4手 51% △85歩
3手 51% ▲25歩
2手 51% △84歩
1手 51% ▲26歩
ーー 対局 開始 ーー