王位戦 七番勝負 第1局、藤井聡太王位と伊藤匠二冠の対局、AI形勢判断付き棋譜速報ライブです。
両棋士の対戦成績は、藤井王位の 15-6 です。
| 15勝 | 藤井聡太(23) 伊藤匠(23) | 6勝 |
|---|---|---|
| 後〇 | ‘26.2.11朝日杯決勝 相掛かり94手 | 先● |
| 後● | ‘25.10.28 王座戦5 相掛かり 97手 | 先〇 |
| 先〇 | ‘25.10.7 王座戦4 雁木 99手 | 後● |
| 後● | ‘25.9.30 王座戦3 相掛かり103手 | 先〇 |
| 先● | ‘25.9.18 王座戦2 角換わり116手 | 後〇 |
| 後〇 | ‘25.9.4 王座戦1 雁木 66手 | 先● |
| 先● | ‘24.6.20 叡王戦5 角換わり 156手 | 後〇 |
| 後〇 | ‘24.5.31 叡王戦4 角換わり 132手 | 先● |
| 先● | ‘24.5.2 叡王戦3 角換わり 146手 | 後〇 |
| 後● | ‘24.4.20 叡王戦2 角換わり 87手 | 先〇 |
| 先〇 | ‘24.4.7 叡王戦1 角換わり 107手 | 後● |
| 後〇 | ‘24.3.17 棋王戦4 相掛かり 114手 | 先● |
| 先〇 | ‘24.3.3 棋王戦3 角換わり 105手 | 後● |
| 後〇 | ‘24.2.24 棋王戦2 角換わり 94手 | 先● |
| 先持 | ‘24.2.4 棋王戦1 角換わり 129手 | 後持 |
| 先〇 | ‘24.2.4 NHK4R 角換わり 93手 | 後● |
| 先〇 | ‘23.11.10 竜王戦4 角換わり129手 | 後● |
| 後〇 | ‘23.10.25 竜王戦3 相掛かり 96手 | 先● |
| 先〇 | ‘23.10.17 竜王戦2 角換わり107手 | 後● |
| 後〇 | ‘23.10.17 竜王戦1 相掛かり 82手 | 先● |
| 先〇 | ‘22.11.29 棋王戦敗 角換わり135手 | 後● |
| 後〇 | ‘22.9.11 NHK2R 相掛かり 116手 | 先● |
両棋士のタイトル戦はこれまで4回ありました。
| _ | 藤井聡太 | 伊藤匠 |
|---|---|---|
| ‘25.9-10 王座戦 | ●2勝 | 〇3勝 |
| ‘24.4-5 叡王戦 | ●2勝 | 〇3勝 |
| ‘24.2-3 棋王戦 | 〇3勝 | ●0勝 |
| ‘23.10-11 竜王戦 | 〇4勝 | ●0勝 |
最初の竜王戦・2度目の棋王戦と、いずれも藤井六冠のストレート勝ち。伊藤二冠は棋王戦で持将棋定跡を成功させますが、結局1勝もできずに、二人の間にはまだまだ大きな力の差があると思われました。伊藤二冠が藤井六冠とのいい勝負を見せてくれるには、あと2~3年は必要というのが実感でした。
ところが棋王戦の翌月の叡王戦のことです。第1局は予想通り藤井六冠が勝ちましたが、第2局で大事件が起きました。終盤で藤井六冠がリードし、いつも通りそのまま勝つかと思われましたが、両者1分将棋に入ると、なんと伊藤二冠が逆転し、そして勝ったのです。
藤井六冠が時々負けるパターンというのは、序盤中盤で相手の研究が決まって、そのまま押し切られるパターンです。藤井六冠は驚異的な終盤力を持っています。終盤で競り負けるとか逆転負けするとかは、考えられないのです。
それなのに、藤井六冠の勝ち将棋だったはずが、伊藤二冠が終盤で逆転勝ち、まさに大事件です。
藤井六冠も人間ですから、たまにはそういうこともあるかもしれません。しかし第3局・第5局と伊藤二冠が終盤の強さで勝って叡王を奪取すると、もうそんなことは言ってられません。伊藤二冠は藤井六冠に匹敵する驚異的な終盤力を身に着けた、そう言わざるをえなくなりました。
そして昨年の王座戦、伊藤二冠は再び終盤力を発揮して、藤井六冠から王座を奪取しました。二人の間のタイトル戦は、最初の2回は藤井六冠が防衛しましたが、その後の2回は伊藤二冠が奪取という結果になりました。
ただし、伊藤二冠が藤井六冠と同じ力を持っているかというと、そうは言えないように思います。藤井六冠はどの棋士を相手にする時も安定して強いのです。唯一の例外が伊藤二冠です。一方の伊藤二冠は、調子の波が大きいように見えます。強い時は強いのですが、それが長く続かないように見えます。
藤井六冠から見て、伊藤二冠は読みが合わないと言われています。それは他の多くの棋士から見ても、伊藤二冠とは読みが合わないようです。その読みの合わなさが、良く出る時と悪く出る時があって、それで強い時は強いが、不安定な成績という結果になって表れているのでしょうか。しかしながら、伊藤二冠が藤井六冠に対する時は、集中力全開で、読みの合わなさが良く出ることが多いようです。
さて、この王位戦はどうなるのでしょうか。
藤井六冠が伊藤二冠に敗れた6局は、全てチェスクロックです。ストップウォッチで敗れたことは一度もありません。そしてこの王位戦七番勝負はストップウォッチです。藤井六冠は集中力が長く続き、深く深く読み込むタイプなので、ストップウォッチの方が得意のように思われます。但し直近の二人の対局はチェスクロックがずっと続いていて、ストップウォッチは一昨年の棋王戦以来の12局ぶりとなります。ストップウォッチでどちらがどれだけ力を出すのか、未知数の部分が多いかもしれません。しかしその未知数こそが、この二人の対局の醍醐味かもしれません。
今日の結果
伊藤二冠が勝って 1-0 としました。
伊藤二冠はまたしても藤井王位相手に恐ろしい終盤力を発揮しました。
| 王位戦 七番勝負 2026 | |||||
| 0 | 藤井聡太 王位 |
伊藤匠 二冠 |
1 | ||
| 第1局 7.4(土) 7.5(日) |
● | 角換わり 封じ手 72手 18時20分 138手 |
〇 | 浜松 八幡宮 楠俱楽部 |
|
| 第2局 7.15(水) 7.16(木) |
神戸市 中の坊 瑞苑 |
||||
| 第3局 7.29(水) 7.30(木) |
登別 グランド ホテル |
||||
| 第4局 8.18(火) 8.19(水) |
ガーデン テラス 長崎ホテル &リゾート |
||||
| 第5局 8.26(水) 8.27(木) |
徳島市 渭水苑 |
||||
| 第6局 9.8(火) 9.9(水) |
神奈川県 秦野市 元湯陣屋 |
||||
| 第7局 9.28(月) 9.29(火) |
再度 振り駒 |
甲府市 常磐 ホテル |
|||
| 先手 | 後手 | ||||
王位戦 七番勝負は、
・2日制
・持ち時間:8時間 ストップウォッチ
残り0:01から1分将棋
・開始:9時
・昼食休憩:12:30~13:30
・1日目 18時過ぎたら封じ手
・終局見込み:2日目 夕方から20時辺り
2日目 棋譜速報 自動更新 終了
後手△伊藤二冠 先手▲藤井王位
伊藤二冠 おめでとうございます
藤井王位 お疲れさまでした
▲投了 18時20分
138手 △勝16手 △87銀
▲8五金 △7六玉 ▲7五金 △同玉
▲7六歩打 △同玉 ▲9六飛 △同銀
▲9八歩打 △8八角成 ▲同銀 △同龍 ▲同玉
△8七金打 ▲7九玉 △7八金打 まで

137手 △勝17手 ▲79銀 ai85金
ここで終わらせる決心をした?藤井王位
136手 7% △75玉 0:37
135手 7% ▲84金
134手 8% △74玉
133手 8% ▲83金 0:01
132手 9% △58龍 ai87金 0:38
あと何度か先手の王手が見られます
131手 5% ▲93香成 ai68金打 0:02
指した!
後手玉は追われて入玉しますが助かります
130手 7% △同龍
先手は▲93香成から面白い手順がありますが
藤井王位は指すでしょうか

129手 7% ▲同銀
128手 8% △同金
127手 8% ▲78金 0:09
126手 9% △79金
125手 9% ▲88歩 0:15
124手 10% △77角 0:41
123手 10% ▲同飛
122手 11% △同桂成 0:43
121手 11% ▲98銀
ここから後手の怒涛の寄せ

120手 12% △同龍
119手 12% ▲87角
118手 12% △62香 21/0:44
117手 12% ▲51角
形勢を認識してか
最後の王手?をかけた藤井王位
116手 12% △87銀
115手 12% ▲76角
114手 12% △77飛成
113手 12% ▲99玉
112手 12% △86桂 8/1:05
この手が決め手になったかも
111手 12% ▲89桂 ai76香 0:17
△86桂▲99玉△77飛成に▲同桂は15手詰み
従って89桂の香へのヒモが役に立ちません
ただAIハオ君も気づくのが遅れたので難解

110手 19% △79飛 9/1:13
109手 19% ▲77香 0:41
108手 19% △同角 1
107手 19% ▲同飛 0:46
106手 19% △76歩 ai62玉
すぐに反応した伊藤二冠ですが
先手が粘り易い形になった模様
まだまだ長い将棋の気配
105手 13% ▲87角 ai87歩 0:53
後手勝勢 勝負に出た?藤井王位

104手 18% △65角
103手 18% ▲同玉
102手 18% △98歩 31/1:23
101手 18% ▲79香 0:54
100手 19% △同玉
99手 19% ▲同歩成 27/0:56
98手 20% △73金 11/1:54
しっかり読んで慎重に△73金
97手 20% ▲97香 10/1:23
後手勝勢間近ですが
ここで△73銀だと互角に戻ってしまいます
まだまだ集中が必要な伊藤二冠

96手 21% △同桂成 3
95手 21% ▲77銀 29/1:33
こちらも29分考えてAI読み筋通り
しかし逆転する為にはAI読み筋とは違う手を
仕掛けなければいけません
94手 22% △97香成 80/2:08
80分考えてAI読み筋通りの△97香成
ーー 午後 開始 ーー
残り時間 △伊藤二冠 2:59 ▲藤井王位 2:02
2日目 午前
伊藤二冠の封じ手は強く戦う△86歩。一気に決着に向けての攻め合いとなりました。藤井王位も二枚換えから攻防手の飛車打と、強く戦います。劣勢の藤井王位、逆転の勝負手を放つには、強い攻め合いのほうがやりやすいと考えたのでしょうか。しかし過去の対局を振り返ると、多くの棋士に逆転を浴びせたトラップが、伊藤二冠には利いたことがありません。勝利に向けて着実に突き進む伊藤二冠。藤井王位に秘策があるでしょうか。
ーー 午前 終了 ーー
93手 22% ▲73角 10/2:02
逆転の望みをつないで寄せ合う藤井王位
ここで昼食休憩

92手 23% △77角 8/3:28
寄せる伊藤二冠
91手 23% ▲同桂 51/2:12
90手 25% △97歩成 36/3:36
36分考えて、受けることなく
AI読み筋通りに勝ちに行く伊藤二冠
89手 25% ▲74歩 18/3:03
なんとか勝負手の土台を作りたい藤井王位
88手 26% △96歩 4
局面は後手優勢ですが
両玉接近戦になる可能性があって
その場合、詰めろ逃れの詰めろとか
王手解除の王手とか
ギミックが出やすくなります

87手 26% ▲88飛 1
86手 27% △85歩
85手 27% ▲同飛
84手 28% △86歩 1
83手 28% ▲87飛
82手 29% △84銀 22/4:17
81手 29% ▲85飛
80手 30% △同歩成
79手 30% ▲同金
78手 30% △87桂
77手 30% ▲46飛 ai77桂 11/3:22
後手優勢 攻め合いで後手が速い
強気の攻め合いなら勝負手を仕掛けやすい
というのが藤井王位の判断でしょうか

76手 35% △同玉
75手 35% ▲同銀 2
74手 36% △同飛 2
73手 36% ▲83角 2
ここで▲角銀と△飛車の二枚換え実行
72手 36% △86歩 52/4:41
封じ手は、馬を逃げずに強く戦う△86歩
伊藤二冠は現局面に自信がありそうです
ーー 2日目 開始 ーー
残り時間 △伊藤二冠 4:41 ▲藤井王位 3:37
1日目 午後
休憩明け、伊藤二冠が長考から△37角と打ち込み、本格的な攻め合いへと進みました。その5手後、藤井王位が9筋攻めに出たことで後手有利に。桂を持っている後手に対して自穴熊の頭上から攻めるのはセオリーに反しているように思いますが、藤井王位には何かの勝ち筋が見えたのでしょうか。その後伊藤二冠が着実に対応したことで、伊藤二冠のリードが固まってきています。藤井王位は逆転のトラップを繰り出せるでしょうか。
1日目 棋譜速報 自動更新 終了
後手△伊藤二冠 先手▲藤井王位
▶伊藤二冠が72手目を封じました
71手 35% ▲49飛 ai83角
直に二枚換えではなくひねってきた藤井王位
18時を26分過ぎて封じ手を決めた伊藤二冠
と言うことは△36馬以外の手でしょうか

70手 41% △82飛 5/5:33
69手 41% ▲92銀 95/3:37
95分考えて二枚換え勝負しかないと
覚悟を決めた模様の藤井王位
68手 41% △85歩
AI読み筋は、▲角銀と△飛車の二枚換えから
先手が81に龍を作る手順ですが、
後手玉は右に十分逃げ切れる模様
67手 41% ▲同歩 1
66手 41% △86歩 9/5:38
65手 41% ▲75歩 4
64手 41% △同香 17/5:47
63手 41% ▲93歩 5/5:17
62手 42% △同歩 9/6:04
61手 42% ▲95歩 ai47歩 3
後手有利 穴熊を崩すチャンス
後手は入手した桂馬が穴熊崩しに有効ですが
先手の9筋攻めは、それを加速する模様

60手 45% △同桂
59手 45% ▲33桂成
58手 45% △46角成
57手 45% ▲29飛 42/5:25
56手 47% △37角 72/6:13
72分の長考で敵陣に踏み込んだ伊藤二冠
AI読み筋は、激しい攻め合いへ
ーー 午後 開始 ーー
残り時間 △伊藤二冠 6:58 ▲藤井王位 6:07
1日目 午前
角換わりから、伊藤二冠が藤井王位から叡王を奪取した叡王戦第5局と同じ局面に進みました。しかし50手目で6筋から仕掛けた伊藤二冠、新たな研究の模様。対する藤井王位は右桂跳ねで反撃に出ました。1日目午前中から早くも本格的な開戦の気配です。
ーー 午前 終了 ーー
55手 47% ▲45桂 ai29飛 14/6:07
14分で反撃に出た藤井王位
この局面を想定していたのでしょうか
後手が△37角なら激しい攻め合いの可能性も
ここで昼食休憩

54手 50% △64歩
53手 50% ▲66銀左
52手 51% △同桂
51手 51% ▲同歩 29/6:21
50手 52% △65歩 1
穴熊に固めつつある藤井王位に対して
6筋から仕掛けた伊藤二冠
ここまで消費35分ですからこれも研究の模様

49手 51% ▲88金 28/6:50
48手 52% △62金 4
47手 51% ▲67銀 11/7:18
46手 51% △42金上
結局待機策でしたが、それでも前例なし
45手 51% ▲99玉 7/7:29
かまわず穴熊の藤井王位
44手 51% △31金 5/7:30
ここで多数あった前例が消滅
△31金は見た記憶がありませんが
伊藤二冠の研究でしょうか

43手 51% ▲98香 7/7:36
叡王戦第5局と同じ穴熊を目指す藤井王位
42手 52% △52金 1
41手 52% ▲56銀 5/7:43
40手 52% △62金 6/7:36
39手 51% ▲88玉 1
さっさと入城の藤井王位
38手 51% △72玉 4
待機モードに入った伊藤二冠
37手 51% ▲58金
36手 51% △54歩 4
右玉なので腰掛銀にはしません
尚、前例が多いのは、
この二人がこの手順を指して皆が倣ったから
35手 51% ▲79玉
いまだ前例多数、伊藤二冠が藤井王位から
叡王を奪取した大激戦の叡王戦第5局と同じ
時折手が止まるのは、あの熱かった日を
思い出しているのでしょうか

34手 51% △81飛
33手 50% ▲48金 3
3分考えていつも通りの▲48金
32手 51% △73桂
31手 51% ▲66歩
30手 51% △74歩
まだ前例多数
29手 51% ▲47銀 1
28手 51% △62玉
△角換わりでは右玉が多い伊藤二冠
27手 51% ▲68玉
26手 51% △52金
25手 51% ▲37桂 6/7:53
6分考えていつも通りの▲37桂の藤井王位
24手 51% △63銀
23手 51% ▲36歩
22手 51% △64歩
21手 51% ▲96歩
20手 51% △94歩 2
伊藤二冠が△64歩を突けば多数派の角換わり

19手 51% ▲16歩
18手 51% △14歩 1
17手 51% ▲78金
16手 51% △62銀 1
15手 51% ▲46歩 1
14手 51% △33銀 4
いつも通りの△33銀ですが
伊藤二冠は4分間何を考えていたのでしょうか
13手 51% ▲48銀
12手 51% △22銀
11手 51% ▲同銀
10手 51% △77角成
角換わり
9手 51% ▲88銀
8手 51% △34歩
7手 51% ▲77角
6手 51% △32金 2
2分考えて頷いた伊藤二冠
5手 51% ▲76歩
角換わりに誘った藤井王位
4手 51% △85歩
3手 51% ▲25歩
2手 51% △84歩
1手 51% ▲26歩
ーー 対局 開始 ーー
