ふわりと将棋

8.19(火)20(水) 王位戦 第4局 藤井聡太 永瀬拓矢 9時~棋譜速報

王位戦 七番勝負 第4局、藤井聡太王位と永瀬拓矢九段の対局、AI形勢判断付き棋譜速報ライブです。

両棋士のここ1年の対戦成績は、藤井王位の 14-2 です。

14勝藤井聡太(23) ここ1年 永瀬拓矢(32)2勝
後〇‘25.7.29 王位戦3 矢倉/雁木 88手先●
先〇‘25.7.15 王位戦2 角換わり 131手後●
先〇‘25.7.5 王位戦1 角換わり 89手後●
先〇‘25.5.29 名人戦5 角換わり 171手後●
後●‘25.5.17 名人戦4 角換わり 141手先〇
後〇‘25.5.9 名人戦3 矢倉 102手先●
先〇‘25.4.29 名人戦2 角換わり141手後●
後〇‘25.4.9 名人戦1 角換わり134手先●
後〇‘25.3.8 王将戦5 雁木 120手先●
先●‘25.2.15 王将戦4 角換わり124手後〇
後〇‘25.2.5 王将戦3 角換わり134手先●
先〇‘25.1.25 王将戦2 横歩取り93手後●
後〇‘25.1.12 王将戦1 相掛かり112手先●
後〇‘24.9.30 王座戦3 角換わり156手先●
先〇‘24.9.18 王座戦2 角換わり123手後●
後〇‘24.9.4 王座戦1 角換わり124手先●

第3局は、後手の藤井王位が2手目で角道を開け4手目で角道を止めるという異例の展開で始まりました。そして局面は先手矢倉-後手雁木へと進みました。1日目はほぼ駒組で、最後に藤井王位が6筋から仕掛けたところで封じ手となりました。
2日目は中段での競り合いが続きましたが、昼食休憩前の手で藤井王位が形勢有利となります。午後に入って着実にリードを築いた藤井王位がそのまま勝ちました。

ここまで 3-0 の藤井王位、この第4局で勝てば6連覇が決まります。

対する永瀬九段、後がなくなりましたが、王将戦・名人戦ともに第4局では勝っています。王位戦もこの第4局で勝って第5局へと望みをつなぐでしょうか。

今日の結果

永瀬九段が勝って、1-3 としました。
永瀬九段は3タイトル戦連続で第4局に勝ちました。

王位戦 七番勝負 2025
藤井聡太
王位
永瀬拓矢
九段
第1局
7.5(土)
7.6(日)
角換わり 千日手
1日目 14時23分 61手
指し直し 角換わり
封じ手 46手
19時51分 89手
愛知県
小牧市合掌
レストラン
大蔵
第2局
7.15(火)
7.16(水)
角換わり
封じ手 76手
19時0分 131手
神戸市
中の坊
瑞苑
第3局
7.29(火)
7.30(水)
矢倉/雁木
封じ手 47手
18時6分 88手
千歳市
ポルトム
インター
ナショナル
北海道
第4局
8.19(火)
8.20(水)
角換わり腰掛銀
封じ手 72手
19時22分 130手
福岡県
宗像市
宗像
ユリックス
第5局
8.26(火)
8.27(水)
角換わり腰掛銀
封じ手 71手
15時47分 91手
徳島市
渭水苑
第6局
9.9(火)
9.10(水)
角換わり腰掛銀
封じ手 80手
19時34分 151手
渋谷区
千駄ヶ谷
将棋会館
第7局
9.24(水)
9.25(木)
再度、振り駒

神奈川県
秦野市
元湯陣屋
先手 後手

王位戦 七番勝負は、
・2日制
・持ち時間:8時間 ストップウォッチ
      残り0:01から1分将棋
・開始:9時
・昼食休憩:12:30~13:30
・1日目 18時過ぎたら封じ手
・終局見込み:2日目 夕方から20時頃

2日目 棋譜速報 自動更新 終了
後手△永瀬九段 先手▲藤井王位

永瀬九段、おめでとうございます
藤井王位、お疲れさまでした

▲投了 19時22分
130手 △勝6手 △56角
 ▲6四銀成 △6七角成 ▲7五玉 △6六馬
 ▲8五玉 △8四金打 まで

129手 △勝7手 ▲53銀 ai34銀
128手 8% △64香
127手 8% ▲67歩
126手 8% △69龍 0:44
125手 8% ▲同香 ai43銀

124手 13% △78銀 0:45
123手 13% ▲66玉 0:01
122手 13% △69銀 0:53
121手 13% ▲67玉 ai77玉 0:03
 再び後手勝勢
 但し先手は入玉のチャンス

120手 18% △76桂 0:57
119手 18% ▲42桂成 ai88角
118手 22% △33玉
117手 22% ▲34桂
116手 22% △65角 ai33玉 23/0:59
115手 18% ▲86龍
114手 19% △99飛成
113手 19% ▲同龍
112手 19% △75歩 12/1:22
111手 19% ▲79香 0:05
 後手優勢ですが、
 AI読み筋は、際どさが出てきました

110手 19% △89飛 6/1:34
109手 19% ▲65歩 ai65角
108手 23% △43角 1
107手 23% ▲26桂
106手 23% △22玉
105手 23% ▲76龍
 そして角を抜いた藤井王位
104手 23% △同銀 2
103手 23% ▲63角成 24/0:07
 残り7分まで考えて銀を取った藤井王位
102手 23% △12金 ai72銀 40/1:43
 中盤リードしながらも終盤で逆転
 されたことが何度もあった永瀬九段
 勝ち切れるでしょうか

101手 13% ▲41角 0:31
 攻め続ける藤井王位
 ▲43玉 △32角成の形になれば
 △53玉に▲76馬と、後手角を抜けます
 ただ、それでも後手勝勢なのですが
100手 13% △33玉 1
99手 13% ▲22金
98手 13% △同銀
97手 13% ▲42金 16/0:33
96手 14% △63銀左 2
95手 14% ▲同飛成 0:49
94手 14% △72歩 24/2:26
 的確に守る永瀬九段
93手 14% ▲53金 ai67歩
 後手勝勢、守るとジリ貧になるので
 勝負に出るしかない藤井王位

92手 25% △同銀 3
91手 25% ▲74飛 11/0:51
90手 25% △73銀 10/2:53
89手 25% ▲84飛上
88手 25% △同角
87手 25% ▲同銀 41/1:02
86手 25% △76歩 2
 よどみなく攻める永瀬九段

85手 25% ▲48金 12/1:43
84手 26% △65角 47/3:05
 47分考えて△65角を選択
83手 26% ▲同飛 17/1:55
 後手はここで△65角と△66桂があります
 時間を使う永瀬九段
82手 27% △89歩成 32/3:52

  ーー 午後 開始 ーー

残り時間 △永瀬九段 3:52 ▲藤井王位 2:12

 2日目 午前
永瀬九段の封じ手は△66歩、局面は左側の攻め合いへと進みました。
そして藤井王位の75手目、▲42馬と角飛交換に出ます。ここで形勢が動き、後手有利となりました。昨日から攻めに強引さがあった藤井王位、勇み足でしょうか。
その後、後手優勢へと進みましたが、優劣が変わりやすい敏感な局面の模様。永瀬九段はこのチャンスを生かせるでしょうか。

  ーー 午前 終了 ーー

81手 25% ▲77銀 ai67歩 33/2:12
 後手優勢、攻め合いで後手が速い
 但しAI評価が変わりやすい敏感な局面
 ここで昼食休憩

80手 33% △74桂
 攻め続ける永瀬九段
79手 33% ▲同金
78手 34% △47角成 42/4:24
 その角をズバッと切った永瀬九段
77手 34% ▲82飛 5/2:45
 角金両取りをかけた藤井王位
76手 35% △同金 3
75手 35% ▲42馬 ai35歩 43/2:50
 後手有利、後手は左側攻略のチャンス
 昨日から攻めに強引さがある藤井王位

74手 50% △88歩 38/5:09
 AI読み筋は、左側を激しく攻める後手

73手 48% ▲同銀 7/3:33
72手 48% △66歩 18/5:47

  ーー 2日目 開始 ーー

残り時間 △永瀬九段 5:47 ▲藤井王位 3:40

 1日目 午後
午後に入って、左上を全力で攻める藤井王位、丁寧に守る永瀬九段という図式になりました。
左上の攻防のまま、72手が封じ手となりました。

1日目 棋譜速報 自動更新 終了
後手△永瀬九段 先手▲藤井王位

▶永瀬九段が72手目を封じました

71手 46% ▲64馬 ai73馬 7/3:40
 すると指し返した藤井王位

70手 49% △65歩 37/6:05
 これまでの例だと、
 ここで指さずに封じ手にしていた永瀬九段、
 指して流れを変えたいのでしょうか
69手 49% ▲71桂成 ai64馬 14/3:47
 少しですが、形勢が後手寄りに動きました
 先手の攻めが、やや強引でしょうか
68手 54% △42飛 2
67手 54% ▲91角成 2
66手 54% △84金 20/6:44
 丁寧に守る永瀬九段
65手 54% ▲82角 30/4:03
 全力で左側攻略を目指す藤井王位

64手 55% △32玉 15/7:04
63手 54% ▲83桂 25/4:33
 桂で角道を止めた藤井王位
62手 54% △43金 11/7:19
61手 54% ▲84歩 6/4:58
60手 54% △42玉 6/7:30
59手 51% ▲49飛 65/5:04
 65分考えて、飛車を対向させた藤井王位

58手 53% △92角 5/7:36
57手 51% ▲85歩
56手 51% △同金 1
55手 51% ▲同角成
54手 51% △同角 1
53手 51% ▲73歩成 99/6:09

  ーー 午後 開始 ーー

残り時間 △永瀬九段 7:43 ▲藤井王位 6:12

 1日目 午前
第4局は角換わり腰掛銀へと進みました。この二人・この戦型の場合は、50手目辺りまで極めて高速な指し手で進むのですが、本局は異例の低速進行となりました。それだけお互い警戒しているということでしょうか。
そして52手目、永瀬九段の△33銀で前例が無い形に。
52手を指した後、藤井王位の長考中に、館内放送が対局室に流れるというトラブルがありました。これをもって11:35頃に対局を中断し、昼食休憩に入ることになりました。対局再開は 13:30 です。

  ーー 午前 終了 ーー

52手 54% △33銀 1
 この手で前例消滅、前例はみな△81飛
 ここで1時間以上考え中の藤井王位
 対局中段により、ここで昼食休憩

51手 50% ▲47銀
50手 50% △55歩
49手 51% ▲86歩 1
48手 51% △84角
 角の打ち合い、前例は数局に

47手 50% ▲82角 1
46手 50% △44歩
45手 50% ▲74歩
44手 50% △同玉
43手 50% ▲53桂成
 桂の成り捨て、積極的な藤井王位
 しかしまだ前例多数
42手 52% △同歩
41手 52% ▲75歩 7/7:50
40手 53% △22銀 1
 まだ多い前例
39手 53% ▲45桂 1
 角換わり腰掛銀に

38手 51% △41飛
 玉の後ろに飛車を回った永瀬九段
 しかしまだ前例は多い
37手 51% ▲29飛
36手 51% △54銀
 腰掛銀
35手 51% ▲66歩
34手 51% △62金
33手 51% ▲56銀
 腰掛銀
32手 51% △81飛
31手 51% ▲48金
30手 51% △73桂 1
 まだ前例が沢山ありますが、
 小刻みに時間を使って慎重に指し進める二人

29手 51% ▲47銀 1
28手 51% △42玉
27手 51% ▲37桂
26手 51% △74歩
25手 51% ▲46歩
24手 51% △94歩 10/7:46
 10分考えて普通に指した永瀬九段
23手 51% ▲96歩 1
22手 51% △63銀 1
21手 51% ▲68玉
20手 51% △64歩 1
 普通の角換わりに

19手 51% ▲78金
18手 51% △62銀 1
17手 51% ▲36歩
16手 51% △33銀 1
15手 51% ▲38銀
14手 51% △14歩
13手 51% ▲16歩
12手 51% △22銀
11手 51% ▲同銀
10手 51% △77角成
 角換わり
9手 51% ▲68銀
8手 51% △34歩
7手 51% ▲77角
6手 51% △32金
5手 51% ▲76歩
4手 51% △85歩
3手 51% ▲25歩
2手 51% △84歩
1手 51% ▲26歩

  ーー 対局 開始 ーー