王位戦 七番勝負 第4局、藤井聡太王位と永瀬拓矢九段の対局、AI形勢判断付き棋譜速報ライブです。
両棋士のここ1年の対戦成績は、藤井王位の 14-2 です。
14勝 | 藤井聡太(23) ここ1年 永瀬拓矢(32) | 2勝 |
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後〇 | ‘25.7.29 王位戦3 矢倉/雁木 88手 | 先● |
先〇 | ‘25.7.15 王位戦2 角換わり 131手 | 後● |
先〇 | ‘25.7.5 王位戦1 角換わり 89手 | 後● |
先〇 | ‘25.5.29 名人戦5 角換わり 171手 | 後● |
後● | ‘25.5.17 名人戦4 角換わり 141手 | 先〇 |
後〇 | ‘25.5.9 名人戦3 矢倉 102手 | 先● |
先〇 | ‘25.4.29 名人戦2 角換わり141手 | 後● |
後〇 | ‘25.4.9 名人戦1 角換わり134手 | 先● |
後〇 | ‘25.3.8 王将戦5 雁木 120手 | 先● |
先● | ‘25.2.15 王将戦4 角換わり124手 | 後〇 |
後〇 | ‘25.2.5 王将戦3 角換わり134手 | 先● |
先〇 | ‘25.1.25 王将戦2 横歩取り93手 | 後● |
後〇 | ‘25.1.12 王将戦1 相掛かり112手 | 先● |
後〇 | ‘24.9.30 王座戦3 角換わり156手 | 先● |
先〇 | ‘24.9.18 王座戦2 角換わり123手 | 後● |
後〇 | ‘24.9.4 王座戦1 角換わり124手 | 先● |
第3局は、後手の藤井王位が2手目で角道を開け4手目で角道を止めるという異例の展開で始まりました。そして局面は先手矢倉-後手雁木へと進みました。1日目はほぼ駒組で、最後に藤井王位が6筋から仕掛けたところで封じ手となりました。
2日目は中段での競り合いが続きましたが、昼食休憩前の手で藤井王位が形勢有利となります。午後に入って着実にリードを築いた藤井王位がそのまま勝ちました。
ここまで 3-0 の藤井王位、この第4局で勝てば6連覇が決まります。
対する永瀬九段、後がなくなりましたが、王将戦・名人戦ともに第4局では勝っています。王位戦もこの第4局で勝って第5局へと望みをつなぐでしょうか。
今日の結果
永瀬九段が勝って、1-3 としました。
永瀬九段は3タイトル戦連続で第4局に勝ちました。
王位戦 七番勝負 2025 | |||||
4 | 藤井聡太 王位 |
永瀬拓矢 九段 |
2 | ||
第1局 7.5(土) 7.6(日) |
〇 | 角換わり 千日手 1日目 14時23分 61手 指し直し 角換わり 封じ手 46手 19時51分 89手 |
● | 愛知県 小牧市合掌 レストラン 大蔵 |
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第2局 7.15(火) 7.16(水) |
〇 | 角換わり 封じ手 76手 19時0分 131手 |
● | 神戸市 中の坊 瑞苑 |
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第3局 7.29(火) 7.30(水) |
〇 | 矢倉/雁木 封じ手 47手 18時6分 88手 |
● | 千歳市 ポルトム インター ナショナル 北海道 |
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第4局 8.19(火) 8.20(水) |
● | 角換わり腰掛銀 封じ手 72手 19時22分 130手 |
〇 | 福岡県 宗像市 宗像 ユリックス |
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第5局 8.26(火) 8.27(水) |
● | 角換わり腰掛銀 封じ手 71手 15時47分 91手 |
〇 | 徳島市 渭水苑 |
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第6局 9.9(火) 9.10(水) |
〇 | 角換わり腰掛銀 封じ手 80手 19時34分 151手 |
● | 渋谷区 千駄ヶ谷 将棋会館 |
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第7局 9.24(水) 9.25(木) |
再度、振り駒 |
神奈川県 秦野市 元湯陣屋 |
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先手 | 後手 |
王位戦 七番勝負は、
・2日制
・持ち時間:8時間 ストップウォッチ
残り0:01から1分将棋
・開始:9時
・昼食休憩:12:30~13:30
・1日目 18時過ぎたら封じ手
・終局見込み:2日目 夕方から20時頃
2日目 棋譜速報 自動更新 終了
後手△永瀬九段 先手▲藤井王位
永瀬九段、おめでとうございます
藤井王位、お疲れさまでした
▲投了 19時22分
130手 △勝6手 △56角
▲6四銀成 △6七角成 ▲7五玉 △6六馬
▲8五玉 △8四金打 まで

129手 △勝7手 ▲53銀 ai34銀
128手 8% △64香
127手 8% ▲67歩
126手 8% △69龍 0:44
125手 8% ▲同香 ai43銀

124手 13% △78銀 0:45
123手 13% ▲66玉 0:01
122手 13% △69銀 0:53
121手 13% ▲67玉 ai77玉 0:03
再び後手勝勢
但し先手は入玉のチャンス

120手 18% △76桂 0:57
119手 18% ▲42桂成 ai88角
118手 22% △33玉
117手 22% ▲34桂
116手 22% △65角 ai33玉 23/0:59
115手 18% ▲86龍
114手 19% △99飛成
113手 19% ▲同龍
112手 19% △75歩 12/1:22
111手 19% ▲79香 0:05
後手優勢ですが、
AI読み筋は、際どさが出てきました

110手 19% △89飛 6/1:34
109手 19% ▲65歩 ai65角
108手 23% △43角 1
107手 23% ▲26桂
106手 23% △22玉
105手 23% ▲76龍
そして角を抜いた藤井王位
104手 23% △同銀 2
103手 23% ▲63角成 24/0:07
残り7分まで考えて銀を取った藤井王位
102手 23% △12金 ai72銀 40/1:43
中盤リードしながらも終盤で逆転
されたことが何度もあった永瀬九段
勝ち切れるでしょうか

101手 13% ▲41角 0:31
攻め続ける藤井王位
▲43玉 △32角成の形になれば
△53玉に▲76馬と、後手角を抜けます
ただ、それでも後手勝勢なのですが
100手 13% △33玉 1
99手 13% ▲22金
98手 13% △同銀
97手 13% ▲42金 16/0:33
96手 14% △63銀左 2
95手 14% ▲同飛成 0:49
94手 14% △72歩 24/2:26
的確に守る永瀬九段
93手 14% ▲53金 ai67歩
後手勝勢、守るとジリ貧になるので
勝負に出るしかない藤井王位

92手 25% △同銀 3
91手 25% ▲74飛 11/0:51
90手 25% △73銀 10/2:53
89手 25% ▲84飛上
88手 25% △同角
87手 25% ▲同銀 41/1:02
86手 25% △76歩 2
よどみなく攻める永瀬九段

85手 25% ▲48金 12/1:43
84手 26% △65角 47/3:05
47分考えて△65角を選択
83手 26% ▲同飛 17/1:55
後手はここで△65角と△66桂があります
時間を使う永瀬九段
82手 27% △89歩成 32/3:52
ーー 午後 開始 ーー
残り時間 △永瀬九段 3:52 ▲藤井王位 2:12
2日目 午前
永瀬九段の封じ手は△66歩、局面は左側の攻め合いへと進みました。
そして藤井王位の75手目、▲42馬と角飛交換に出ます。ここで形勢が動き、後手有利となりました。昨日から攻めに強引さがあった藤井王位、勇み足でしょうか。
その後、後手優勢へと進みましたが、優劣が変わりやすい敏感な局面の模様。永瀬九段はこのチャンスを生かせるでしょうか。
ーー 午前 終了 ーー
81手 25% ▲77銀 ai67歩 33/2:12
後手優勢、攻め合いで後手が速い
但しAI評価が変わりやすい敏感な局面
ここで昼食休憩

80手 33% △74桂
攻め続ける永瀬九段
79手 33% ▲同金
78手 34% △47角成 42/4:24
その角をズバッと切った永瀬九段
77手 34% ▲82飛 5/2:45
角金両取りをかけた藤井王位
76手 35% △同金 3
75手 35% ▲42馬 ai35歩 43/2:50
後手有利、後手は左側攻略のチャンス
昨日から攻めに強引さがある藤井王位

74手 50% △88歩 38/5:09
AI読み筋は、左側を激しく攻める後手
73手 48% ▲同銀 7/3:33
72手 48% △66歩 18/5:47
ーー 2日目 開始 ーー
残り時間 △永瀬九段 5:47 ▲藤井王位 3:40
1日目 午後
午後に入って、左上を全力で攻める藤井王位、丁寧に守る永瀬九段という図式になりました。
左上の攻防のまま、72手が封じ手となりました。
1日目 棋譜速報 自動更新 終了
後手△永瀬九段 先手▲藤井王位
▶永瀬九段が72手目を封じました
71手 46% ▲64馬 ai73馬 7/3:40
すると指し返した藤井王位

70手 49% △65歩 37/6:05
これまでの例だと、
ここで指さずに封じ手にしていた永瀬九段、
指して流れを変えたいのでしょうか
69手 49% ▲71桂成 ai64馬 14/3:47
少しですが、形勢が後手寄りに動きました
先手の攻めが、やや強引でしょうか
68手 54% △42飛 2
67手 54% ▲91角成 2
66手 54% △84金 20/6:44
丁寧に守る永瀬九段
65手 54% ▲82角 30/4:03
全力で左側攻略を目指す藤井王位

64手 55% △32玉 15/7:04
63手 54% ▲83桂 25/4:33
桂で角道を止めた藤井王位
62手 54% △43金 11/7:19
61手 54% ▲84歩 6/4:58
60手 54% △42玉 6/7:30
59手 51% ▲49飛 65/5:04
65分考えて、飛車を対向させた藤井王位

58手 53% △92角 5/7:36
57手 51% ▲85歩
56手 51% △同金 1
55手 51% ▲同角成
54手 51% △同角 1
53手 51% ▲73歩成 99/6:09
ーー 午後 開始 ーー
残り時間 △永瀬九段 7:43 ▲藤井王位 6:12
1日目 午前
第4局は角換わり腰掛銀へと進みました。この二人・この戦型の場合は、50手目辺りまで極めて高速な指し手で進むのですが、本局は異例の低速進行となりました。それだけお互い警戒しているということでしょうか。
そして52手目、永瀬九段の△33銀で前例が無い形に。
52手を指した後、藤井王位の長考中に、館内放送が対局室に流れるというトラブルがありました。これをもって11:35頃に対局を中断し、昼食休憩に入ることになりました。対局再開は 13:30 です。
ーー 午前 終了 ーー
52手 54% △33銀 1
この手で前例消滅、前例はみな△81飛
ここで1時間以上考え中の藤井王位
対局中段により、ここで昼食休憩

51手 50% ▲47銀
50手 50% △55歩
49手 51% ▲86歩 1
48手 51% △84角
角の打ち合い、前例は数局に

47手 50% ▲82角 1
46手 50% △44歩
45手 50% ▲74歩
44手 50% △同玉
43手 50% ▲53桂成
桂の成り捨て、積極的な藤井王位
しかしまだ前例多数
42手 52% △同歩
41手 52% ▲75歩 7/7:50
40手 53% △22銀 1
まだ多い前例
39手 53% ▲45桂 1
角換わり腰掛銀に

38手 51% △41飛
玉の後ろに飛車を回った永瀬九段
しかしまだ前例は多い
37手 51% ▲29飛
36手 51% △54銀
腰掛銀
35手 51% ▲66歩
34手 51% △62金
33手 51% ▲56銀
腰掛銀
32手 51% △81飛
31手 51% ▲48金
30手 51% △73桂 1
まだ前例が沢山ありますが、
小刻みに時間を使って慎重に指し進める二人

29手 51% ▲47銀 1
28手 51% △42玉
27手 51% ▲37桂
26手 51% △74歩
25手 51% ▲46歩
24手 51% △94歩 10/7:46
10分考えて普通に指した永瀬九段
23手 51% ▲96歩 1
22手 51% △63銀 1
21手 51% ▲68玉
20手 51% △64歩 1
普通の角換わりに

19手 51% ▲78金
18手 51% △62銀 1
17手 51% ▲36歩
16手 51% △33銀 1
15手 51% ▲38銀
14手 51% △14歩
13手 51% ▲16歩
12手 51% △22銀
11手 51% ▲同銀
10手 51% △77角成
角換わり
9手 51% ▲68銀
8手 51% △34歩
7手 51% ▲77角
6手 51% △32金
5手 51% ▲76歩
4手 51% △85歩
3手 51% ▲25歩
2手 51% △84歩
1手 51% ▲26歩
ーー 対局 開始 ーー