王座戦 五番勝負 第3局、永瀬拓矢王座と藤井聡太七冠の対局です。ここまで 1-1、この第3局の勝者が王座獲得に王手をかけます。
第1局は後手の永瀬王座が角換わりから△41玉に、第2局も後手の藤井七冠が角換わりから右玉へと囲いました。結果、どちらも玉位置で工夫した後手の勝ちとなりました。
第3局では再び後手となる永瀬王座、またも玉位置で工夫をしてくるでしょうか。
両棋士の対戦成績
通算では藤井七冠の 12-6 です。
藤井七冠 | 12-6 | 永瀬王座 |
後〇 | 23.9.12 王座戦2 | 先● |
先● | 23.8.31 王座戦1 | 後〇 |
後● | 23.2.1 順位戦 | 先〇 |
後〇 | 22.9.16 銀河戦 | 先● |
後〇 | 22.7.17 棋聖戦4 | 先● |
先〇 | 22.7.4 棋聖戦3 | 後● |
後〇 | 22.6.15 棋聖戦2 | 先● |
先● | 22.6.3 棋聖戦1 | 後〇 |
後● | 22.1.16 朝日杯 | 先〇 |
後● | 21.11.24 王将戦 | 先〇 |
先〇 | 21.11.3 JT杯 | 後● |
先〇 | 21.8.30 竜王戦 | 後● |
後〇 | 21.8.12 竜王戦 | 先● |
後〇 | 21.5.31 叡王戦 | 先● |
先● | 20.10.26 王将戦 | 後〇 |
先〇 | 20.9.15 銀河戦 | 後● |
先〇 | 20.6.23 王位戦 | 後● |
後〇 | 20.6.4 棋聖戦 | 先● |
中継リンク
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深浦康市九段 菅井竜也八段 村田顕弘六段
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速報ニュース
藤井七冠が勝って 2-1 とし、八冠まであと1勝としました。
65手まで永瀬王座の勝ちかと思われましたが、一瞬のスキを逃さない藤井七冠、鮮やかな逆転勝ちです。
王座戦 五番勝負 2023 | |||||
1 | 永瀬拓矢 王座 | 藤井聡太 七冠 | 3 | ||
第1局 8/31(木) | 〇 | 角換わり 150手 21:11 | ● | 神奈川県 秦野市 元湯陣屋 | |
第2局 9/12(火) | ● | 角換わり 214手 22:02 | 〇 | 神戸市 ホテル オークラ 神戸 | |
第3局 9/27(水) | ● | 雁木 81手 20:32 | 〇 | 名古屋 マリオット アソシア ホテル | |
第4局 10/11(水) | ● | 角換わり 138手 20:59 | 〇 | 京都市 ウェスティン 都ホテル 京都 | |
第5局 10/30(月) | 甲府市 常磐 ホテル | ||||
先手 | 後手 |
王座戦 五番勝負は、
・持ち時間:5時間 チェスクロック
残り0:00から1分将棋
・開始:9時
・昼食休憩:12:10~13:00
・夕食休憩:17:00~17:30
・終局見込み:20時-21時辺り
速報ライブ 自動更新 終了
後手△永瀬王座 先手▲藤井七冠
公式 棋譜速報
藤井七冠、おめでとうございます
永瀬王座、お疲れさまでした
△投了 20:32
81手 93% ▲34歩

80手 93% △42金 ai39角
79手 90% ▲21銀 ai44飛
78手 93% △45歩
77手 93% ▲46香 0:00
1分将棋になった藤井七冠

76手 93% △29飛成 ai55歩
75手 91% ▲57玉
74手 91% △69飛 ai55歩
73手 89% ▲68玉
72手 89% △77桂 ai78歩
71手 87% ▲56角
70手 87% △同玉
69手 86% ▲41飛成
ワンチャンスを逃さない藤井七冠
68手 86% △54歩 ai77桂
先手勝勢
慌てたのか永瀬王座、痛恨の54歩
67手 57% ▲65角 0:05
ここで出た藤井七冠得意の攻防角、
永瀬王座は1分将棋でこれを見逃したでしょうか
すっかり生き返った藤井七冠
66手 57% △41飛 0:00 ai31歩
1分将棋になった永瀬王座、痛恨の41飛
普通に底歩を打っておけば、、、、

65手 11% ▲21飛 0:06
最後の攻め合いに挑む藤井七冠
64手 11% △同桂 0:04
63手 11% ▲33桂成
62手 12% △同金
61手 12% ▲56飛 0:10
60手 14% △57金 0:06
59手 14% ▲同金
58手 15% △58銀成 0:07
57手 15% ▲同歩
56手 16% △66飛 25/0:10
残り10分まで考えた永瀬王座、
寄せを読み切ったでしょうか
55手 16% ▲36飛 0:18 ai33桂成
後手勝勢、寄せ合いで後手が速い。
▲33桂成で直に角を取って攻防角▲76角を
打つのが、先手が粘る手段だった模様。
得意の角打が見えなかった藤井七冠は、
今日は特別調子が悪い日でしょうか。

54手 29% △49銀
53手 29% ▲同桂
52手 29% △同銀 25/0:36
51手 29% ▲45銀 10/0:22 ai35歩
後手優勢、
直接には△同銀 ▲同桂から▲33桂成の狙いで
しょうが、その先に▲36飛から56の香を
払いたいのでしょうか。永瀬王座が読めている
のに比べて、読めずに苦労している藤井七冠

50手 32% △64飛 15/1:02
49手 32% ▲75歩 59/0:32 ai45銀
残り32分まで考えて、守る藤井七冠
48手 34% △97香成 21/1:17
先手は▲75歩 ▲78歩の受けの手と
▲45銀の攻めの手があります。
50分以上考え中の藤井七冠
ーー 夜戦 開始 ーー
午後 永瀬王座が9筋端攻めに出て、藤井七冠の対応が不十分だった模様で、後手有利に。
午前中の陽動の間に9筋突き越す永瀬王座の作戦で、午後から藤井七冠が読めない形に入ってしまったのでしょうか。
ーー 午後 終了 ーー
47手 34% ▲85桂 14/1:32 ai98歩
AI読み筋は、攻め合いで後手が速い
ここで夕食休憩

46手 42% △96香 2
45手 42% ▲57桂 9/1:46 ai85桂
藤井七冠は、もっと慌てたのでしょうか
44手 46% △56香 4 ai96香
永瀬王座、ちょっと慌てたかも
43手 42% ▲同桂
42手 42% △97桂 19/1:44
41手 42% ▲66角 2 ai37桂
後手有利、
藤井七冠は、9筋破られてジリ貧になりそう
なので勝負に出たのでしょうか。
しかし△64香で角を狙われてしまいます

40手 48% △85桂 7/2:03
39手 47% ▲同香 3
38手 47% △97歩 17/2:11
37手 47% ▲同歩 43/1:59
△97歩以降、9筋を破られるのですが、
その代償を考えていたのでしょうか
36手 47% △96歩 41/2:28
端攻めを見せる永瀬王座。
▲同歩以外は後手有利となるのですが、
40分以上考え中の藤井七冠

35手 47% ▲55歩 30/2:42
34手 47% △45歩 22/3:09
33手 47% ▲36銀 22/3:13 ai26銀
ーー 午後 開始 ーー
午前中 後手の永瀬王座が、雁木/振り飛車陽動をしかけました。2年前の竜王戦 挑戦者決定三番勝負では、永瀬王座は藤井七冠相手に三間飛車を指しています。
結局は、後手雁木から、相袖飛車に。
ーー 午前 終了 ーー
32手 49% △73桂
ここで昼食休憩
31手 49% ▲38飛 20/3:35
30手 50% △74飛 52/3:31 73桂
52分考えて▲66角の当たりを避けたでしょうか
中段の駆け引きが始まりそうです
29手 50% ▲69玉
手損ですが、玉位置で相手の狙いを外します
今日は先手の藤井七冠が
玉さばきを見せるかもしれません

28手 51% △75飛 17/4:23
27手 50% ▲68金 2
一気の攻め合いになりかけましたが、
一旦間を入れた藤井七冠
26手 52% △72飛
25手 52% ▲75歩
24手 52% △同銀
23手 52% ▲34歩 8/3:58
22手 52% △75歩 14/4:41
お返しのような△75歩
21手 52% ▲35歩 11/4:06
ここで仕掛けた藤井七冠
20手 52% △74歩
即座に袖飛車模様の永瀬王座
19手 52% ▲37銀 27/4:17
27分考えて急戦調の藤井七冠
18手 53% △62銀 1
この形は後手袖飛車になることが多い

17手 52% ▲56歩 9/4:45
9分考えて相居飛車方向に誘った藤井七冠
16手 53% △32金
15手 53% ▲78玉 1
14手 53% △95歩 1
13手 52% ▲36歩 1
12手 52% △43銀
11手 52% ▲58金 1
10手 52% △42銀 1
永瀬王座は雁木か振り飛車か
9手 52% ▲68玉 1
8手 52% △94歩
7手 51% ▲32銀
6手 52% △33角
5手 52% ▲25歩 1
4手 52% △44歩
角道を止めた永瀬王座
3手 51% ▲76歩
2手 51% △34歩
1手 51% ▲26飛
皆さん、おはようございます!