名人戦 七番勝負 第3局、藤井聡太名人と永瀬拓矢九段の対局、AI形勢判断付き棋譜速報です。
両棋士のここ2年の対戦成績は、藤井名人の 13-3 です。
13勝 | 藤井聡太(22) ここ2年 永瀬拓矢(32) | 3勝 |
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先〇 | ‘25.4.29 名人戦2 角換わり141手 | 後● |
後〇 | ‘25.4.9 名人戦1 角換わり134手 | 先● |
後〇 | ‘25.3.8 王将戦5 雁木 120手 | 先● |
先● | ‘25.2.15 王将戦4 角換わり124手 | 後〇 |
後〇 | ‘25.2.5 王将戦3 角換わり134手 | 先● |
先〇 | ‘25.1.25 王将戦2 横歩取り93手 | 後● |
後〇 | ‘25.1.12 王将戦1 相掛かり112手 | 先● |
後〇 | ‘24.9.30 王座戦3 角換わり156手 | 先● |
先〇 | ‘24.9.18 王座戦2 角換わり123手 | 後● |
後〇 | ‘24.9.4 王座戦1 角換わり124手 | 先● |
後● | ‘24.2.10 朝日杯決勝 矢倉129手 | 先〇 |
後〇 | ‘24.3.17 JT杯準決 角換わり84手 | 先● |
後〇 | ‘23.10.11 王座戦4角換わり138手 | 先● |
先〇 | ‘22.9.27 王座戦3 雁木 81手 | 後● |
後〇 | ‘23.9.12 王座戦2 角換わり214手 | 先● |
先● | ‘23.8.31 王座戦1 角換わり150手 | 後〇 |
第2局は、後手の永瀬九段が△85歩保留の角換わりへと進めました。1日目午後から千日手に誘う永瀬九段、なんとか打開したい藤井名人の駆け引きが続きました。しかし永瀬九段の封じ手は千日手打開となる△85歩、2日目は一転して攻め合いとなります。互角のまま夕食休憩へと入る熱戦でしたが、夜戦に入って難解局面で形勢が動き始め、藤井名人がリードを奪い、そのまま勝って 2-0 としました。
この第3局、藤井名人が勝つと3連覇に王手がかかります。中2日以外は負けない藤井名人、二十世名人へ向けて突き進むでしょうか。
永瀬九段は序盤・中盤と善戦するのですが、終盤で藤井名人にやられるのが常態化しています。ここ1年では1勝9敗、勝った1勝は藤井名人が中2日の時でした。先手となるこの第3局で、何とか突破口を見いだせるでしょうか。
#藤井聡太 #永瀬拓矢
今日の結果
名人戦 七番勝負 2025 | |||||
2 | 藤井聡太 名人 |
永瀬拓矢 九段 |
0 | ||
第1局 4/9(水) 4/10(木) |
〇 | 角換わり腰掛銀 封じ手 83手 20時55分 134手 |
● | 文京区 ホテル 椿山荘 |
|
第2局 4/29(火) 4/30(水) |
〇 | 角換わり腰掛銀 封じ手 62手 21時27分 141手 |
● | 大田区 羽田空港 第1 ターミナル |
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第3局 5/9(金) 5/10(土) |
矢倉 封じ手 52手 |
大阪府 泉佐野市 ホテル日航 関西空港 |
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第4局 5/17(土) 5/18(日) |
大分県 宇佐市 宇佐神宮 |
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第5局 5/29(木) 5/30(金) |
茨城県 古河市 ホテル山水 |
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第6局 6/10(火) 6/11(水) |
愛知県 蒲郡市 旬景浪漫 銀波荘 |
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第7局 6/24(火) 6/25(水) |
再度、振り駒 |
山形県 天童市 天童ホテル |
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先手 | 後手 |
名人戦 七番勝負は、
・2日制
・持ち時間:9時間 ストップウォッチ
残り0:01から1分将棋
・開始:9時
・昼食休憩:12時~13時
・1日目 18:30を過ぎたら封じ手
・2日目 17:00-17:30 夕食休憩
・終局見込み:2日目 18時から21時辺り
2日目 棋譜速報 自動更新 9:00-
後手△藤井名人 先手▲永瀬九段
▶封じ手予想:
44銀上 (千日手打開)
44銀引 (千日手筋)
残り時間 藤井名人 4:35 永瀬九段 5:16
1日目 午後
永瀬九段が▲35歩と仕掛けると、4筋周りの攻防へと進みました。互いに角を利かせ、銀を出、永瀬九段は飛車も回って戦いに。ここの駆け引きで形勢が動くかもしれません。
1日目 棋譜速報 自動更新 終了
後手△藤井名人 先手▲永瀬九段
▶藤井名人が52手目を封じました
51手 47% ▲35角 8/5:16
後手銀と先手角の往復で千日手筋
18:30を10分程すぎてから封じた藤井名人

50手 48% △同銀 48/5:15
48分考えた藤井名人、残り時間が逆転
49手 48% ▲同歩 17/5:24
すぐに△同銀かと思いましたが
長考する藤井名人
48手 49% △55歩 4
角交換せず確実に攻める藤井名人
47手 48% ▲同角 14/5:41
46手 48% △46歩 53/6:07
45手 48% ▲48飛 5/5:55
4筋の攻防、AI読み筋は、
角交換から後手の馬作りへ

44手 48% △44銀右 36/7:00
43手 47% ▲46歩 ai88玉 31/6:00
42手 50% △53銀 35/7:36
棒銀はやめて右側へ展開?する藤井名人
41手 50% ▲18飛 10/6:31
角当たりを避けた永瀬九段
40手 51% △64角 3
角を出た藤井名人

39手 51% ▲68角 8/6:41
38手 52% △45歩
37手 52% ▲同角
36手 52% △同歩 17/8:14
35手 52% ▲35歩 41/6:49
3筋から仕掛けた永瀬九段
ーー 午後 開始 ーー
残り時間 藤井名人 8:31 永瀬九段 6:49
1日目 午前
後手の藤井名人は、2手目で角道を開け4手目で角道を閉じました。これで古式豊かな将棋となり、この二人の対局としては初めての形に。
相矢倉へと進みましたが、先手の永瀬九段が時間を削られている状況。藤井名人は概ね想定内の進行でしょうか。
ーー 午前 終了 ーー
34手 52% △31玉 5/8:31
金矢倉に入城を残すだけの後手
ここで昼食休憩

33手 52% ▲67金 1
あと▲52金と上がれば土居矢倉となる先手
32手 52% △41玉 7/8:36
31手 52% ▲96歩 27/7:31
27分考えて棒銀やってこいの▲96歩
30手 52% △94歩 2
29手 52% ▲66歩
28手 52% △74歩
27手 52% ▲56歩 1
26手 52% △33銀 1
相矢倉、二人の意図が一致したのか
指し手が速くなりました

25手 52% ▲77銀
矢倉
24手 52% △22銀 1
23手 52% ▲68角 1
22手 52% △42角 2
21手 52% ▲78玉 3
20手 52% △43金右 1
19手 52% ▲88銀 6/8:03
18手 52% △85歩 5/8:50
17手 52% ▲37銀 33/8:09
16手 52% △54歩 1
15手 52% ▲77角 6/8:42
前例消滅でしょうか
14手 52% △62銀 2
13手 52% ▲58金右 6/8:48
前例は雁木が2局
序盤から時間を使う永瀬九段

12手 52% △52金 1
11手 52% ▲68玉 6/8:54
10手 52% △32金 1
9手 51% ▲36歩
8手 52% △84歩
7手 52% ▲48銀
6手 52% △25歩
5手 52% ▲25歩
4手 52% △44歩
角道を閉じた藤井名人 矢倉か雁木か
3手 51% ▲76歩
2手 51% △34歩
注文を付けた藤井名人
1手 51% ▲26歩
ーー 対局 開始 ーー