10.31(金)11.1(土) 竜王戦 第3局 藤井聡太 佐々木勇気 9時～棋譜速報

竜王戦 七番勝負 第3局、藤井聡太竜王と佐々木勇気八段の対局、AI形勢判断付き棋譜速報ライブです。

両棋士の対戦成績は、藤井竜王の 12-4 です。

12勝	藤井聡太(23)　　佐々木勇気(31)	4勝
後〇	‘25.10.16 竜王戦2 角換わり 68手	先●
先〇	‘25.10.3 竜王戦1 横歩取り 75手	後●
後〇	‘25.8.9 JT杯 雁木 106手	先●
先〇	‘24.12.14 銀河戦 角換わり103手	後●
後〇	‘24.12.11 竜王戦6 相掛かり106手	先●
先〇	‘24.11.27 竜王戦5 雁木91手	後●
後●	‘24.11.15 竜王戦4 角換わり97手	先〇
先〇	‘24.10.25 竜王戦3 向飛車 99手	後●
後●	‘24.10.19 竜王戦2 矢倉 103手	先〇
先〇	‘24.10.5 竜王戦1 角換わり117手	後●
後●	‘24.3.17NHK決勝 角換わり169手	先〇
後〇	‘23.3.19NHK決勝 相掛かり116手	先●
後〇	‘22.3.9 順位戦B1 角換わり 90手	先●
先〇	‘21.10.8銀河戦 H 相掛かり105手	後●
後〇	‘20.6.25順位戦B2 角換わり110手	先●
後●	‘17.7.2竜王戦挑決 相掛かり101手	先〇

第2局は角換わりとなりました。袖飛車で研究を仕掛けた勇気八段でしたが、何故か長考にはいりました。そして1日目休憩明けの49手、▲45歩と早くも勝負に出ました。これで優勢となった藤井竜王、長考の末に一気に攻めかかりました。
2日目、勇気八段は何とか複雑な局面に持ち込もうとしましたが、藤井竜王は冷静に対応。14時13分という早い時間に勝利を決めました。

伊藤叡王が王座を奪って二冠となり、藤井竜王は六冠に後退しました。藤井竜王は伊藤二冠を苦手としている感があります。
しかし伊藤二冠以外の棋士に対しては、相変わらずとても強いのです。この竜王戦もすいすいと2勝をあげ、この第3局で勝てば5連覇と永世竜王の資格獲得に王手がかかります。伊藤二冠以外には負けない藤井竜王、再び力を見せつけるでしょうか。

一方の勇気八段、昨年の竜王戦 七番勝負では2勝をあげました。しかしその後の対藤井六冠戦では6連敗中です。この辺りで意地を見せるでしょうか。

今日の結果

藤井竜王が勝って、3-0 としました。

竜王戦 七番勝負は、
・２日制
・持ち時間：8時間 ストップウォッチ
　　　　　　残り0:01から1分将棋
・開始：9時
・昼食休憩：12:30-13:30
・1日目 18時過ぎたら封じ手
・終局見込み：2日目 夕方-20時辺り

2日目 棋譜速報 自動更新　終了
後手△勇気八段　先手▲藤井竜王

藤井竜王、おめでとうございます
勇気八段、お疲れさまでした

△投了　18時19分
85手　99％　▲同玉 0:36

84手　99％　△97歩 ai96桂
83手　92％　▲同玉
82手　92％　△98歩 0:01
81手　91％　▲同香 0:38
80手　91％　△96香 0:03

79手　90％　▲63歩成 0:40
78手　90％　△84桂 0:07
77手　87％　▲同香
76手　87％　△97歩
75手　86％　▲同歩
74手　86％　△96歩 0:19
73手　84％　▲同銀 26/0:42
　続いて残り1時間を切った藤井竜王
72手　84％　△54銀 ai72銀 0:28
　先手勝勢、寄せ合いで先手が速い
　勝負に出た勇気八段ですが、これで局面が
　分かり易くなったかもしれません

71手　64％　▲64歩 13/1:08
70手　64％　△39龍 0:32
69手　64％　▲68飛 3
68手　64％　△63銀 10/0:34
67手　64％　▲55銀 ai84飛 26/1:24
　銀ブロックで詰めろ解除
66手　75％　△38龍 ai63同銀 153/0:44
　残り1時間を切った勇気八段
　88の位置に間接含め大駒3枚を利かせた詰めろ

65手　63％　▲63成桂 ai84飛 107/1:50
　107分使って読んだ藤井竜王
　成桂を銀に取らせて後手陣を乱します
　AI読み筋は、寄せ合いに突入
　先手が速いのですが
　一手逆転の際どさもあります

　　ーー 午後 開始 ーー

残り時間　△勇気八段 3:17　▲藤井竜王 1:54

　2日目 午前
勇気八段の封じ手は予想通りの△24飛成。藤井竜王は桂を跳ねて中央突破を狙います。しかし勇気八段は守らずに決戦を挑みました。これで藤井竜王の優勢に。囲いの固さの差で、後手玉が先に窮地に陥りそうです。

　　ーー 午前 終了 ーー

64手　72％　△44角打 ai38龍 1
　先手優勢、攻め合いで先手が速い
　ここで昼食休憩

63手　60％　▲同金 4
62手　60％　△67歩成 22/3:18
61手　58％　▲同桂成 2
60手　58％　△同金 1
59手　58％　▲53角成 12/2:43
58手　58％　△85歩 ai52金
　先手有利、角切りを催促した勇気八段
　決戦へと進みます

57手　55％　▲68金引 10/2:55
56手　55％　△66歩 4
55手　55％　▲86角 43/3:05
54手　55％　△65歩 ai44歩 17/3:53
　桂は取らずに6筋から攻める勇気八段
　AI読み筋は、激しい攻め合いとなり
　固さの差で後手陣が先に崩れます

53手　50％　▲46銀 12/3:48
52手　50％　△34龍 21/4:10
51手　50％　▲45桂 1
50手　50％　△24飛成 88/4:31
　封じ手は予想通り

　　ーー 2日目 開始 ーー

残り時間　△勇気八段 4:31　▲藤井竜王 4:01

　2日目 午後
3筋対向から飛車交換となり、互いに飛打ちから本格的な攻め合いへと進みそうな形になりました。先に飛車を打った勇気八段、長考から封じ手へ。AI読み筋は、右側で激しい攻め合いに。

1日目 棋譜速報 自動更新　終了
後手△勇気八段　先手▲藤井竜王

▶勇気八段が50手目を封じました

49手　50%　▲37桂 14/4:01
　ここで長考する勇気八段
　このまま封じるでしょうか

48手　50％　△28飛 ai同歩 5/5:59
47手　47％　▲24歩
46手　49％　△同銀
45手　49％　▲32飛成 10/4:15
　飛交換
44手　52％　△22角 47/6:04
43手　52%　▲68角 29/4:25
42手　52％　△32飛 1
　3筋対向に

41手　52％　▲同飛
40手　52％　△同歩
39手　52％　▲35歩 12/4:52
38手　53％　△45歩 7/6:52
37手　53％　▲38飛 90/5:06

　　ーー 午後 開始 ーー

残り時間　△勇気八段 6:59　▲藤井竜王 5:55

　1日目 午前
後手の勇気八段は、雁木模様から四間飛車に。昨年の竜王戦でも、第3局の仁和寺対局ではダイレクト向かい飛車に振っていました。しかし藤井竜王は、振り飛車党以外の振り飛車には殆ど負けません。

　　ーー 午前 終了 ーー

36手　53％　△84歩 1
　穴熊に組んだ藤井竜王、銀冠模様の勇気八段
　ここで昼食休憩

35手　53％　▲88銀
34手　53％　△82玉 3
33手　53％　▲99玉 5/6:36
　穴熊
32手　53％　△63金 1
31手　53％　▲98香 7/6:41
30手　53％　△71玉 6/7:04
29手　53％　▲57銀 22/6:48
28手　54％　△52金左 21/7:10
27手　53%　▲78金 14/7:10
26手　54%　△64歩 3
25手　53％　▲67金 16/7:24
　16分考えて速攻に備える藤井竜王
24手　53%　△73桂 3
　藤井竜王の穴熊模様に対して
　速攻をうかがわせて牽制する勇気八段

23手　53%　▲66歩 9/7:40
22手　53％　△74歩 2
21手　53％　▲88玉 5/7:49
20手　53％　△72銀 2
19手　53％　▲77角
18手　53％　△62玉
17手　52％　▲56歩 1
16手　53％　△42飛 6/7:41
　なんと四間飛車に
　昨年も第3局はダイレクト向かい飛車でした
　しかし藤井竜王は、振り飛車党以外の
　振り飛車にはほとんど負けません

15手　52％　▲78玉 1
　まだ前例は数局あり
14手　53％　△95歩 2
　9筋突き越した勇気八段
13手　52％　▲58金右 1
12手　52％　△94歩 2
11手　52％　▲68玉
10手　52％　△43銀 2
9手　52％　▲36歩 1
8手　52％　△33角 1
　後手は雁木でしょうか
7手　52％　▲25歩 1
6手　52％　△42銀 3
5手　52％　▲48銀 1
4手　52％　△44歩 2
　矢倉か雁木か
3手　51％　▲76歩
2手　51％　△34歩 1
　注文をつけた勇気八段
1手　51%　▲26歩

　　ーー 対局 開始 ーー