王位戦 王位リーグ 優勝・残留 条件

 5/8(月)に王位戦 挑戦者決定リーグの最終局 一斉対局が行われます。優勝と残留の条件を見てみます。

紅組

紅組 1 2 3 4 5
羽生善治
九段
4-1
徳田

永瀬

石井

服部

豊島
豊島将之
九段
3-2
石井

徳田

服部

永瀬

羽生
永瀬拓矢
王座
2-3
服部

羽生

徳田

豊島

石井
石井健太郎
六段
2-3
豊島

服部

羽生

徳田

永瀬
服部慎一郎
六段
2-3
永瀬

石井

豊島

羽生

徳田
徳田拳士
四段
2-3
羽生

豊島

永瀬

石井

服部
先手 後手

▶紅組 優勝
 3-1で首位に並ぶ、羽生九段と豊島九段との ”決戦勝者” が優勝となります。

▶紅組 残留
 ”決戦敗者” が 3-2 となりますので、3-2 で並ぶ棋士の間の残留争いとなります。
1.直接対決の結果
2.前年度の成績
 によって、残留の順位付けを行います。

・●徳田 ●永瀬 ⇒ 決戦敗者
 3-2 は1名だけなので、上記 決戦敗者が残留します。

・〇徳田 ●永瀬 ⇒ 決戦敗者
 決戦敗者と徳田四段が 3-2 で並びます。徳田四段は直接対決で、羽生九段と豊島九段に敗れています。従って、決戦敗者がが残留します。

・●徳田 〇永瀬 ⇒ 永瀬王座
 決戦敗者と永瀬王座が 3-2 で並びます。永瀬王座は直接対決で、羽生九段と豊島九段に勝っています。従って、永瀬王座がが残留します。

・〇徳田 〇永瀬 ⇒ 決戦敗者
 決戦敗者と徳田四段・永瀬王座が 3-2 で並びます。徳田四段が直接対決で永瀬王座に勝っています。従って、この3者は3すくみ状態で優劣が決まりません。そこで前年度の成績ですが、羽生九段と豊島九段が前年度残留なので、決戦敗者の残留となります。

 徳田四段、残留タイの成績でも残留パターンがありません。残念ですが、頑張ってください。

白組

  • 〇大地 〇渡辺 ⇒ 優勝:大地七段、残留:渡辺名人
  • 〇大地 ●渡辺 ⇒ 優勝:大地七段、残留:渡辺名人
  • ●大地 〇渡辺 ⇒ 大地七段と渡辺名人のプレーオフで、勝者が優勝、敗者が残留
  • ●大地 ●渡辺 ⇒ 優勝:大地七段、残留:渡辺名人。渡辺名人と池永五段が 3-2 で並ぶが、直接対決で渡辺名人が勝っている。