棋王戦 5番勝負 第3局、渡辺明棋王と藤井聡太竜王の対局です。
ここまで 2-0 の藤井竜王、ここで勝つと棋王を奪取し、六冠達成となります。藤井竜王は、過去11回のタイトル戦番勝負 全てを獲得しています。また現在進行中の王将戦・棋王戦も 3-2・2-0 とリードしています。
第3局では先手の藤井竜王、先手では圧倒的に強く、最後に負けたのは昨年6月の棋聖戦 第1局、永瀬王座が千日手2回という作戦をぶつけてきた時です。それ以後勝ち続け、ここ9か月で28連勝中。この特殊な1局を除くと、先手で最後に負けたのは昨年1月の順位戦 B1 千田翔太七段戦。それ以後、14か月で34連勝中です。
また、渡辺棋王とのタイトル戦でも、ここまで12勝1敗という圧倒的な強さ、一気に決める可能性が高そうです。
一方の渡辺棋王、現在二冠ですが、3/8(水)の順位戦 A級 プレーオフで藤井竜王が勝つと、名人戦でも藤井竜王が挑戦者となります。歴代4位で31期獲得の現役タイトルホルダー、ここで意地を見せるでしょうか。
第2局では、渡辺棋王が作戦を繰り出す前に、藤井竜王が前例のない局面へと誘導し、結局 渡辺棋王は作戦を出す機会を逃したようです。この第3局では、渡辺棋王が早い仕掛けを見せるでしょうか。
速報ニュース (1手毎の形勢ライブはこの下)
渡辺棋王が勝って 1-2 としました。
ともに1分将棋となった最終盤、渡辺棋王の勝勢の中、150手で藤井竜王が逆転勝ちのチャンスを掴みました。あと13手で勝てる所で、藤井竜王が滅多にない寄せの誤り。これで掴んだチャンスを、渡辺棋王が冷静に寄せて勝ちました。
渡辺棋王は、序盤 作戦を出し切れずにうまく行かなかったように見えました。しかし中盤から藤井竜王も読めない難解局面に持ち込み、辛抱強くチャンスを待ち続けたのが成功したように見えます。
棋王戦 5番勝負は、
・持ち時間:4時間
・開始:9時
・昼食休憩:12時-13時
・終局見込み:17時から19時辺り
形勢ライブ 自動更新 終了
後手△渡辺棋王 先手▲藤井竜王
公式 棋譜速報
渡辺棋王、おめでとうございます
藤井竜王、お疲れさまでした
▲投了 20:13
174手 △勝12手 △銀打

173手 △勝13手 ▲玉上
172手 1% △玉下
171手 1% ▲金寄
170手 1% △同玉
169手 1% ▲玉叩
168手 1% △玉左
167手 1% ▲香打
166手 1% △同玉
165手 1% ▲同銀
164手 1% △同成桂
163手 1% ▲金打
162手 1% △玉下
161手 1% ▲銀打
160手 1% △玉端
159手 1% ▲桂跳
158手 2% △同玉
157手 1% ▲同飛
156手 8% △香打
155手 1% ▲飛出 ai25歩打
!
154手 ▲勝13手 △同玉
153手 ▲勝14手 ▲馬突
152手 ▲勝15手 △同桂成
151手 92% ▲同香
150手 92% △金打 ai45歩
不死身の先手 藤井竜王

149手 40% ▲金打
148手 40% △桂打 ai48金打
147手 1% ▲角成
146手 1% △飛下
145手 1% ▲玉左
144手 1% △角打
143手 1% ▲角上 0:01
時間切れギリギリまで考えた藤井竜王
142手 6% △玉端
141手 6% ▲金引
140手 6% △6打
139手 2% ▲と寄
劣勢ながらプレッシャーをかける藤井竜王
138手 4% △玉右
137手 4% ▲金払
136手 5% △金払
135手 4% ▲と寄
134手 4% △飛1
133手 4% ▲金打
132手 8% △桂払
131手 8% ▲金払
130手 13% △飛上
続く死闘

129手 8% ▲角打
128手 12% △角払
127手 12% ▲6成
126手 17% △飛3
125手 17% ▲金上
124手 17% △金直 ai32金
123手 12% ▲桂打 0:02 ai29桂打
122手 17% △金打 ai37金打
121手 8% ▲桂打
120手 10% △桂打
119手 10% ▲同玉
118手 10% △成桂突
117手 10% ▲5打
116手 10% △玉右 ai48成桂
115手 7% ▲飛上 0:03 ai53金
114手 10% △成桂寄
113手 10% ▲玉右
112手 10% △銀打
111手 11% ▲銀上 ai27飛
110手 19% △桂成
109手 21% ▲玉右 ai74銀
108手 38% △飛下段 ai37桂打
107手 2% ▲同銀
106手 3% △同角
105手 3% ▲銀打 ai77歩打
精神力の勝負になってきました

104手 32% △8垂 3/0:01
103手 32% ▲角打 0:04
102手 32% △角打 0:04
101手 32% ▲玉右
100手 34% △桂打 8/0:05
残り5分で並びました
99手 34% ▲飛叩
1分将棋に強い方が勝つでしょうか
98手 34% △玉左
97手 34% ▲金打
96手 34% △飛出 4/0:13
95手 34% ▲と払 3/0:05 ai63歩成
後手有利ですが、僅差の寄せ合い

94手 47% △玉左 3/0:17
93手 47% ▲玉叩 7/0:08 ai74銀打
92手 52% △同玉
両玉接近戦に、極めて事件が起きやすい形
91手 52% ▲同と
90手 52% △同金 0:20 ai43玉
89手 44% ▲6成 0:15
88手 44% △と寄 29/0:21 ai84飛
藤井竜王、命拾いしたでしょうか
87手 13% ▲7成 16/0:16 ai66銀打
藤井竜王、無敵の先手ですが、
2回千日手から9か月ぶり、
それを除くと14か月ぶりの敗戦と
なるでしょうか
86手 24% △桂跳 10/0:50
85手 24% ▲6叩 ai66銀打
寄せ合いで後手が速い
渡辺棋王、このチャンスを生かすでしょうか

84手 36% △金払 1:00
83手 36% ▲銀引 40/0:32 ai73歩成
! 藤井竜王は読めていない模様
82手 57% △6成 19/1:01
81手 57% ▲桂跳 1
こうなると先手は普通入玉を目指ざす
のでしょうか。読み筋では10手後から
戻って安泰なのですが。
80手 57% △銀上 1
79手 57% ▲左桂 16/1:13
78手 57% △6叩 11/1:21 ai76角打
先手玉は攻められながらも逃げ切れる
という読み筋。リスクはかなり有りそう

77手 52% ▲玉上 24/1:29
76手 52% △同銀 5/1:32
先手玉を守備の中心に引きずり込む
ような、後手の指し回し
75手 52% ▲同歩
74手 52% △6突 9/1:37
73手 52% ▲玉上 17/1:53
72手 52% △金引
71手 52% ▲7叩 62/2:10 ai77桂
第2局は、藤井竜王がチャンスを生かし
きれない難解局面が続きましたが、
ちょっと似た雰囲気になって
来ているでしょうか。
70手 55% △8垂 28/1:46
69手 55% ▲銀上 8/3:12 ai同桂
こちらの方が指しやすそう
68手 57% △7叩 83/2:14 ai43玉
先手押し気味となりましたが、
先手は守備駒が押し上げる形になりそうで
指しやすいのかどうか
昼食休憩
広瀬八段や羽生九段は事前にかなりしっかり
作戦を作り込んだ感があったのですが、
渡辺棋王は、あまりそういうタイプでは
ないのでしょうか。
67手 54% ▲8筋 31/3:20
31分考えて8筋。
△同金なら▲73歩で後手飛車を縛れる。
長考する渡辺棋王、作戦を出しかけた
のですが、藤井竜王に防がれたでしょうか

66手 54% △桂打 16/3:37 ai43玉
16分考えて対向桂打。これが意外だった
のか、30分以上考え中の藤井竜王
65手 52% ▲桂打 1
AI最善手なので、想定内だと思いますが、
10分以上考え中の渡辺棋王
64手 52% △同銀 1
63手 52% ▲2突 3
藤井竜王、初めての3分
62手 52% △金寄
▲41角打封じ、工夫してきた渡辺棋王
61手 52% ▲同銀
60手 52% △同歩 3
59手 52% ▲7打 2
2人併せて、初めての2分
58手 52% △銀上
ここまで2人とも3分消費
▲千田△勇気は85同飛、先に変えた渡辺棋王
57手 52% ▲8突
56手 52% △同金
55手 52% ▲同角成
54手 52% △同角
53手 52% ▲7成
52手 52% △飛8 1
51手 52% ▲銀引
昨年7月 B1 ▲千田△勇気と同一局面
△勇気七段が142手で勝利
50手 52% △5打 1
49手 52% ▲8筋
48手 52% △角打
47手 50% ▲角打 1
46手 51% △4筋
45手 51% ▲7叩
44手 51% △同玉
43手 51% ▲桂成
42手 53% △同歩
41手 53% ▲7突
40手 53% △銀引
39手 53% ▲桂跳 1
38手 53% △飛4 1
37手 50% ▲飛下段
36手 51% △腰掛銀
35手 50% ▲6筋
34手 51% △飛下段
33手 51% ▲腰掛銀
32手 51% △金直
31手 51% ▲金直
30手 50% △1筋
29手 51% ▲1筋
28手 51% △9筋
27手 51% ▲9筋
26手 51% △右桂
25手 51% ▲玉左
角換わりでは、ここ半年くらい
中住まいではなく、互いに玉を
左に寄る形が主流になっています
24手 51% △7筋
23手 50% ▲銀直
22手 50% △玉左
21手 50% ▲右桂
20手 51% △銀直
19手 50% ▲3筋
18手 51% △6筋
相腰掛銀模様
17手 50% ▲金上
16手 50% △銀上
15手 50% ▲4筋
腰掛銀模様
14手 51% △銀上
13手 51% ▲銀上
12手 51% △銀上
11手 51% ▲同銀
10手 51% △角交換
角換わり いつも通り
9手 51% ▲銀上
8手 51% △角道
7手 51% ▲角上
6手 51% △金上
5手 51% ▲角道
4手 51% △飛先
3手 51% ▲飛先
2手 51% △飛先
1手 51% ▲飛先
皆さん、おはようございます!