12/27(火) 藤井聡太 佐藤天彦 棋王戦 挑決 第2局 〇藤井竜王 棋王戦 挑戦者に

形勢速報 12/27(火) 10時~

 棋王戦 挑戦者決定2番勝負 第2局、藤井聡太竜王と佐藤天彦九段の対局です。敗者復活から勝ち上がった藤井竜王が第1局に勝ちましたので、この第2局の勝者が挑戦者となります。尚、先後は改めて振り駒が行われます(最終局なので)。
 藤井竜王がここで勝つと、六冠目指して2月からの5番勝負に挑戦となります。タイトル戦はここまで11期連続制覇の藤井竜王、王将戦防衛で12期、棋王戦奪取で六冠とともに13期連続制覇となり、獲得数で佐藤康光九段と並ぶ歴代7位タイとなります。
 藤井竜王はまだ永世資格はありませんが、8期獲得で歴代10位の木村義雄十四世名人から上は、全員永世資格保持者なので、20歳にしてレジェンドの領域に入っています。まったく恐ろしい次第です。
 天彦九段の直近10局の成績は4勝6敗。そのうち3勝が棋王戦なので、いかに棋王戦に賭けているか、ということかもしれません。直近の5局は、先手なら矢倉、後手なら横歩取りですが、さてこの第2局、どういう作戦を立てているでしょうか。

速報ニュース (1手毎の形勢はこの下)

 藤井竜王が勝って棋王戦 挑戦者となりました。2月からの渡辺棋王との5番勝負に挑み、六冠を目指します。
 敗れた天彦九段は、来期はベスト4シードで、挑戦者決定トーナメントの3回戦からの登場となります。

棋王戦 挑戦者決定トーナメントは、
・持ち時間:4時間
・開始:10時
・昼食休憩:12:00-12:40
・終局見込み:18時から20時辺り

後手△天彦九段 先手▲藤井竜王
 公式棋譜並べ
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藤井竜王、おめでとうございます
天彦九段、お疲れさまでした
△投了 18:52
81手 95% ▲同香

後手△天彦九段      先手▲藤井竜王

80手 96% △角払
79手 93% ▲同金
78手 93% △同角成
77手 93% ▲銀直 0:39 ai95歩
76手 97% △桂成
75手 95% ▲金寄 5/0:40
74手 96% △桂打 0:01 ai46歩
73手 92% ▲9打 0:45 ai95飛成
72手 94% △玉寄
71手 93% ▲飛打
70手 93% △同金 0:02
69手 93% ▲桂成
68手 92% △香出 0:03
67手 91% ▲同歩
66手 90% △5突 0:04
65手 90% ▲角端
64手 89% △角叩 8/0:06
63手 88% ▲桂跳 0:47
 寄せ合いで先手が速い。相手が無理をすると
 淀みなく詰め寄る藤井竜王

後手△天彦九段      先手▲藤井竜王

62手 88% △飛5 6/0:14
61手 88% ▲桂打 15/0:49
60手 88% △角打 ai62玉
59手 80% ▲同金
58手 81% △飛角交換 6/0:20
57手 81% ▲金引 2
56手 81% △1突 11/0:26 ai46歩
55手 76% ▲角打 8/1:06
54手 76% △飛打 0:37 ai46歩
 先手の攻めが速いのですが、
 後手もしっかり勝負形を作ってくるので
 慎重に間違えないことが大切です
53手 72% ▲同金 8/1:14
52手 72% △3叩 0:38
51手 72% ▲右桂 1
50手 72% △1突 25/0:39 ai38歩成
 天彦九段にすれば、
 何とか藤井竜王が読みにくい局面に
 しようと指し進めたかもしれませんが、
 すっかり読めていたようです

後手△天彦九段      先手▲藤井竜王

49手 68% ▲同歩 5/1:23
48手 68% △9突 28/1:04 ai27飛打
 先手の攻めが速そうな感じが出てきました

47手 65% ▲桂払
46手 65% △同歩
45手 65% ▲同飛 5/1:28
44手 65% △角出 2
43手 65% ▲金引 13/1:33
42手 65% △3叩 12/1:34
41手 65% ▲2叩 10/1:46
40手 65% △飛6 40/1:46
39手 64% ▲飛叩 5/1:56
 5分で最善手の藤井竜王は
 読めているということでしょうか
38手 63% △5筋 13/2:26 ai87歩打
 複雑な局面に入りそうです
 AI読み筋は互角に近いように見えます

後手△天彦九段      先手▲藤井竜王

37手 50% ▲飛5 37/2:01
 △55角を防げますが△銀出から
 飛車が標的になりやすい
 承知の上でやっている藤井竜王、
 今は辛抱する覚悟でしょうか
36手 52% △桂跳 40/2:39 
 △55角から△37角成や△19角成の布石
35手 52% ▲3筋 11/2:38
 右桂が使える反面、
 後手の角攻撃を受けやすい
34手 54% △4位 6/3:19
33手 52% ▲飛7 4/2:49
32手 54% △銀直 10/3:25

 昼食休憩

31手 53% ▲左桂 2
 お互い浮き飛車、
 相手の飛車をどう抑え込むかの駆け引きに

後手△天彦九段      先手▲藤井竜王

30手 54% △飛浮 1
29手 53% ▲7位 28/2:55
28手 53% △4筋 8/3:36
 ▲羽生-△天彦戦は82飛でしたが、
 自ら手を変えた天彦九段
 研究された気配を感じたのでしょうか
27手 53% ▲飛浮 17/3:23
 藤井竜王はここで24飛が多い印象が
 ありますが、今日は17分考えて
 ▲羽生-△天彦戦と合流
26手 54% △中住
25手 54% ▲1筋 3
24手 54% △銀上 4
23手 53% ▲9筋 10/3:43
22手 54% △9筋 6/3:48
21手 53% ▲銀上 1
20手 54% △銀直 2
19手 52% ▲金上 6/3:54
18手 54% △1筋
17手 54% ▲中住
16手 54% △同桂
 △3三桂型 羽生九段戦と同じ
 第1局は△3三角型で敗れたので
 作戦を変えたのでしょうか
15手 52% ▲横歩
 横歩取り
 15手目で横歩を取るのが標準手順
14手 52% △同飛 1
13手 52% ▲同歩
12手 52% △8突 1
11手 52% ▲同飛
10手 52% △同歩
9手 52% ▲2突
8手 52% △金上
7手 52% ▲金上
6手 52% △飛先
5手 51% ▲飛先
4手 51% △飛先
3手 51% ▲角道
2手 51% △角道 1
 恐らく横歩取り
1手 51% ▲飛先